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    蓮田市の住みやすさは?「とかいなかナンバー1」の治安・大宮7分・自然を解説

    「蓮田市って住みやすいの?大宮に近いのに田舎っぽいって本当?実際に住んでみてどんな感じ?」

    埼玉県中東部に位置する人口約6万2千人のベッドタウン・蓮田市。JR宇都宮線(蓮田駅)1本で大宮まで約7〜10分・東京駅まで約50分というアクセス環境を持ちながら、市のキャッチコピーはとかいなかナンバー1——都会と田舎のいいとこ取りの住環境をアピールする。

    江戸時代の新田開発から発展し、梨・ブドウ・キウイフルーツの産地という農業的背景を持つ。黒浜沼(県指定自然環境保全地域)・42か所・21.0haの都市公園(東京ドーム約4.3倍)・見沼代用水サイクリングコースという自然環境が日常の風景として広がる。

    一方、正直なデメリットも把握しておく必要がある。「1路線1駅のみ・駅前に娯楽が少ない・車がないとやや不便な場所もある」

    ——これらをSAITAMAZINEが正直に解説する。

    蓮田市ってどんなところ?

    基本情報と「とかいなかナンバー1」というキャッチコピー

    人口約6万2千人。埼玉県中東部に位置するベッドタウン。都心から40km圏内にありながら豊かな自然に恵まれ、利便性と居住性の両方を兼ね備えたまちとして知られている。

    市のキャッチコピーは「とかいなかナンバー1」。都会のよさと田舎のよさを融合させた「ちょうどいい街」として市が積極的にアピールしており、「住んでみると丁度いい’とかいなか’であることを実感している」と語る住民も多い。

    江戸時代の新田開発からベッドタウンへの歴史

    江戸時代に新田開発により水田地帯を形成し、明治期の蓮田駅開業を機に発展。1970年代には大規模団地の建設が行われ、現在もさいたま市のベッドタウンの役割を担う。

    農業は基幹産業の一つだ。稲作を中心に特産品の梨のほかブドウやキウイフルーツなども栽培されており、元荒川などの河川や沼・池が多く点在する水辺の豊かな環境が市の特徴を形成している。春には桜、秋にはコスモスが咲きあふれる四季折々の風景が住民の日常を彩っている

    プレックス蓮田と街の新しい開発

    蓮田駅西口では行政サービスと商業機能が一体化した複合ビル「プレックス蓮田」が建設されており、利便性の高い施設として整備が進む。蓮田スマートICのフルインター化も進んでおり、市の交通インフラは充実・向上しつつある。蓮田市定住・子育て応援促進サイトによる移住支援情報の発信や、蓮田探検ガイドツアーの開催など、移住希望者への情報発信にも力を入れている。

    交通アクセス

    JR宇都宮線(蓮田駅)と大宮7分・東京50分

    JR宇都宮線(蓮田駅)から大宮駅まで約7〜10分という近さが蓮田市最大の強みだ。

    目的地所要時間
    大宮駅約7〜10分
    東京駅約44〜50分(上野東京ライン)
    新宿駅約40分(湘南新宿ライン・快速)

    「3つ上った駅は大宮駅。大宮駅でさまざまな路線に乗り換えられる。湘南新宿ラインや上野東京ラインが通っているので都心へも一本で行ける」という住民の声が、この路線の利便性を端的に示している

    湘南新宿ライン・上野東京ラインで新宿・渋谷直通

    湘南新宿ラインを使えば蓮田駅から新宿まで快速で約40分。「湘南新宿ラインを使えば新宿や池袋・東京方面へのアクセスも抜群のため利便性が高い」と住民に評価されており、乗り換えなしで都心各方面に出られる点が魅力だ。北上すれば最速で約1時間で宇都宮市まで行けるため、週末の小旅行にも適した立地でもある。

    蓮田スマートIC・高速道路のアクセスと1路線1駅というデメリット

    蓮田スマートIC(東北自動車道)を活用した高速道路アクセスも充実している。

    目的地所要時間(目安)
    霞が関IC約45分
    羽田空港約60分
    成田空港約90分

    一方、正直なデメリットとして市内の鉄道はJR宇都宮線(蓮田駅)の1路線1駅のみという点は事前に把握しておきたい。電車が止まった時の代替手段が限られるため、車の確保や代替ルートの把握が実生活では重要になる。

    治安

    公式データで見る治安

    蓮田市の治安を公式データで確認しておこう。

    指標データ
    犯罪率4.0件/千人以下(令和5年・埼玉県平均6.8を大きく下回る・良好水準グループ)
    認知件数250件前後(令和5年・63市区町村中56位以上)

    出典:埼玉県警察「刑法犯認知件数(警察署別・市町村別)」埼玉県「市町村のすがた(安全・安心)」

    犯罪率は埼玉県平均の6.8件を大きく下回っており、公式データでも蓮田市の安全性は県内で良好な水準に位置している。

    「娯楽が少ない=治安がいい」というトレードオフ

    「駅前に娯楽は少ないが、そのおかげで治安がよく若者が駅前で騒ぐという光景は住んでいる間で見たことがない」と語る住民の言葉は、蓮田市の住環境の特性をよく表している。駅前に娯楽施設が少ない点は、静かで落ち着いた住環境の裏返しでもあり、家族連れや子育て世帯にとって安心できる環境が自然と形成されている。

    「居酒屋も駅前に何件かあり大宮駅で飲むより手頃で美味しいお店も多い」という声も聞かれ、娯楽が少ないとはいえ日常的な飲食には困らない。

    住民の体感治安と生活環境

    「川口・春日部・蓮田を転々とした末に蓮田に定着した。公園が多く自然豊かな街でのんびりとした雰囲気を感じる」というライターの体験談が示すように、複数のエリアを経験した住民がたどり着く街として選ばれている。「住んでみると丁度いい’とかいなか’であることを実感。都会の喧騒と程よく距離を置けた静かな環境が気に入った」という声も多い。

    黒浜沼・西城沼公園・見沼代用水の自然

    黒浜沼(県の自然環境保全地域・バードウォッチング)

    黒浜沼は埼玉県の自然環境保全地域に指定された沼で、様々な動植物を観察できるスポットとして知られている。多くの野鳥が集まるためバードウォッチングを楽しむ住民も多く、都内に近い場所にある希少な自然環境として価値が高い。元荒川などの河川・沼・池が点在する蓮田市の地形的特性が、こうした豊かな水辺の環境を生み出している。

    西城沼公園と42か所・21.0haの都市公園

    西城沼公園はアスレチックや芝生の広がる市民の憩いの場として整備されている。市内には現在42か所・21.0ヘクタールの都市公園・都市緑地が整備されており、東京ドーム(約4.7ha)の約4.3倍という広大な公園面積を誇る。都市公園以外にも元荒川沿いや見沼代用水沿いの水辺を活かした公園があり、四季の自然に囲まれた暮らしが送れる。

    見沼代用水サイクリングコース・桜並木

    市内を流れる見沼代用水などを中心にサイクリングコースが整備されており、週末の過ごし方として定着している。春には桜、秋にはコスモスが咲く豊かな自然の中で、元荒川沿いや見沼代用水沿いをウォーキング・サイクリングで楽しめる。「公園が多く自然豊かな街でのんびりとした雰囲気を感じる。週末の過ごし方に選択肢が多い」という住民の声が、蓮田市の週末の充実ぶりを示している。

    農業・梨・自然の恩恵と買い物環境

    梨・ブドウ・キウイフルーツの産地(農業のまち)

    蓮田市は農業都市としての側面を持ち、稲作を中心に梨・ブドウ・キウイフルーツなどの栽培が盛んだ。農産物直売所で地元産の新鮮な農産物を入手できるのは住民ならではの恩恵で、秋の収穫期に産地直売で梨・ブドウを安価に楽しめるのは蓮田市に住む特権といえる。

    メガ・ドン・キホーテ・東部ストア・マインの商業環境

    駅東口にはメガ・ドン・キホーテが立地しており、食料品から日用品まで手頃な価格で揃えられる。23時まで営しているため急な買い物にも対応できると住民から重宝されている。東口側の「マイン」にはノジマ電気も入っており家電購入にも便利で、東部ストアとあわせて日常の買い物に困らない環境が整っている。幹線道路沿いにはスーパーマーケットや飲食店が充実しており、誰もが暮らしやすいまちとして整備されてきた。

    プレックス蓮田と駅前の飲食店環境

    プレックス蓮田(西口複合ビル)は行政サービスと商業が一体化した便利な施設で、蓮田駅西口行政センターとの複合利用が可能だ。「駅の近くに「ひだかや」と「餃子の満州」があり一人暮らしをするサラリーマンが帰りがけに夕食を済ませるのにも便利」という住民の声があり、居酒屋も駅前に複数あって大宮より手頃なお店が揃っているという評判もある。

    子育て・医療・移住支援

    こども医療費(18歳年度末まで)

    蓮田市のこども医療費助成制度は、入院・通院ともに満18歳の年度末まで(高等学校修了前まで)が対象だ。助成を受けるには出生または転入後15日以内に登録が必要で、市役所子ども支援課または蓮田駅西口行政センターで手続きできる。

    出典:蓮田市「こども医療費助成制度」

    子育て支援と移住サポート

    蓮田市定住・子育て応援促進サイトによる移住支援情報の発信と、蓮田探検ガイドツアーの開催が移住希望者の背中を押している。2021年4月から子育て環境整備に注力しており、太陽光発電システム・雨水貯留設備設置への補助金制度も整っている

    医療環境と生活インフラ

    病院やクリニックが市内に点在しており日常的な医療には対応できる。大宮駅まで7〜10分という立地を活かし、大型病院への受診が必要な場合も乗り換えなしでアクセスできる。幹線道路沿いには医療施設・商業施設・飲食店が充実しており、生活インフラは十分に整っている。

    家賃・不動産相場

    蓮田市の家賃水準(大宮10分のコスパ)

    大宮まで7〜10分という利便性に対して、家賃相場は都内・大宮と比較して抑えめな水準に位置している。新築かつ駅徒歩1〜5分で1R6.2万円〜4LDK21.8万円が目安とされており、同じ予算でも都内より広い間取りを選べるのが蓮田市の強みだ。

    農業都市ならではの広い住宅環境

    農業都市としての特性から、都心部と比べて広い土地でゆとりある住まいが実現しやすい。蓮田スマートICのフルインター化が進んでおり、周辺エリアへのアクセス向上が不動産市場にも好影響を与えることが期待されている。元荒川・水辺エリアは水害リスクが存在するため、不動産購入時は市のハザードマップを事前確認することを強く推奨する。

    住んでいる人の声

    良い点

    実際に蓮田市に住む・住んでいた人たちの声を集めた。

    • 「JR宇都宮線で大宮駅から3駅。大宮へのアクセスが比較的良いと感じる。東口にはメガドンキという大きなスーパーがあり食料品から日用品まで手頃な価格で揃う。23時まで営業しているので助かる」
    • 「蓮田市はキャッチコピーが「とかいなかナンバー1」。大宮まで約7分・湘南新宿ラインを使えば新宿・池袋・東京方面へのアクセスも抜群のため利便性が高い」
    • 「川口・春日部・蓮田を転々とした末に蓮田に定着した。公園が多く自然豊かでのんびりとした雰囲気。都会のよさと田舎のよさが融合した’とかいなか’であることを実感している」
    • 「北上すると最速で約1時間で宇都宮市まで行けるため小旅行も楽しめる立地。蓮田は南北どちらに行くにも便利」

    気になる点

    率直なデメリットの声もある。

    • 「駅前に娯楽は少ない。若者が遊ぶスポットはほとんどない。ただそのおかげで治安がよく静かに暮らせる」
    • 「市内の鉄道は1路線1駅(JR宇都宮線・蓮田駅)のみ。複数路線が使えないため、電車が止まった時の代替手段が限られる」
    • 「車がないと生活がやや不便な場所もある。幹線道路沿いの渋滞が気になる場合も」

    まとめ

    蓮田市の住みやすさを各軸でまとめる。

    評価軸総評
    概要人口約6万2千人・埼玉県中東部・江戸時代の新田開発から発展したベッドタウン。市のキャッチコピー「とかいなかナンバー1」が示す通り、都会と田舎のいいとこ取りの住環境が魅力
    交通JR宇都宮線(蓮田駅)→大宮7〜10分・東京50分・新宿(湘南新宿ライン)40分。蓮田スマートIC(霞が関IC→45分・羽田→60分)。1路線1駅のみという正直なデメリット
    治安犯罪率4.0件/千人以下(令和5年・県平均6.8を大きく下回る)。娯楽が少ないおかげで静かで落ち着いた環境が形成されており、ファミリー層に人気
    自然黒浜沼(県指定自然環境保全地域・バードウォッチング)・西城沼公園(アスレチック・芝生)・42か所・21.0ha(東京ドーム4.3倍)の都市公園・見沼代用水サイクリングコース
    農業梨・ブドウ・キウイフルーツの産地。産地直売で新鮮な農産物を安価に入手できる住民の特権
    買い物メガ・ドン・キホーテ(23時まで)・東部ストア・マイン(ノジマ電気)・プレックス蓮田(西口複合ビル)が充実
    子育てこども医療費18歳年度末まで(入院・通院ともに)・移住支援・蓮田探検ガイドツアー・太陽光発電補助金・子育て環境整備に注力(2021年〜)
    家賃大宮7〜10分の立地でコスパが高い水準。農業都市ならではの広い住宅環境
    総合「大宮7分・とかいなかの自然・治安が良い静けさ・梨の産地直売・プレックス蓮田の行政利便性」が揃うファミリー向けコスパの高いベッドタウン

    蓮田市は「住んでいるからこそ分かる街」だ。川口・春日部・蓮田を転々とした末に蓮田に定着したライターが言う「丁度いい’とかいなか’」という言葉が、この街の本質を示している。

    大宮まで7分・黒浜沼のバードウォッチング・東京ドーム4.3倍の公園・産地直売の梨——これらが「日常」として広がる生活は、蓮田市に住む人だけが持てる特権だ。

    1路線1駅のデメリット・駅前の娯楽の少なさを把握したうえで、大宮7分・とかいなかの自然・治安が良い静けさ——この組み合わせに価値を感じる人なら、蓮田市は「ちょうどいい」選択肢になる。

    ライター
    たけと

    兵庫県神戸市出身。都会の喧騒を離れ、たどり着いた新天地・蒲生(越谷市)で第二の人生を謳歌する元商社マン。 長野出身の妻、そして年子(0歳・1歳)の育児に奮闘しながら、越谷の心地よさを日々実感しています。満洲の餃子をこよなく愛する、自称・越谷の関西代表。

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