小川町の人口は?人口推移・年齢別割合・人口密度を解説

小川町は埼玉県西部の比企地域に位置し、豊かな自然環境と歴史ある町並みが魅力の町です。かつては東武東上線沿線の住宅地として人口が増加しましたが、近年は少子高齢化や若年層の流出により人口減少が続いています。
一方で、有機農業のまちとして知られ、移住先としても注目を集めています。
この記事では、小川町の最新人口や人口推移、年齢別人口、人口密度、将来人口の見通しなどを詳しく解説します。人口統計から見える小川町の特徴や今後の将来性について確認していきましょう。
小川町の人口は何人?【最新人口統計】

埼玉県比企郡に位置する小川町は、「武蔵の小京都」とも呼ばれる自然豊かな町です。和紙の産地として知られる一方で、近年は全国的な少子高齢化の影響を受け、人口減少が続いています。まずは最新の人口統計から小川町の現状を見ていきましょう。
小川町の総人口
最新人口
小川町の人口は、2026年5月1日時点で26,863人です。近年は人口減少傾向が続いており、埼玉県内でも人口規模が比較的小さな自治体に分類されます。
世帯数
世帯数は13,139世帯となっています。人口減少が進む一方で、単身世帯や高齢者世帯の増加により、世帯数は人口ほど大きく減少していません。
男女比
人口の内訳は、男性が13,391人、女性が13,472人です。女性の方が81人多く、ほぼ均衡した人口構成となっています。
小川町は埼玉県で人口何位?
埼玉県内ランキング
小川町の人口は埼玉県内63自治体中49位です。さいたま市や川口市などの都市部と比較すると人口規模は小さく、比企地域を代表する町の一つとして位置付けられています。
近隣自治体との比較
小川町周辺には東松山市や嵐山町、滑川町、ときがわ町などがあり、それぞれ人口規模や人口動向に違いがあります。
東松山市
東松山市は人口約9万人規模の都市で、小川町の約3倍以上の人口を抱えています。商業施設や行政機能が集積しており、比企地域の中心都市として発展しています。
嵐山町
嵐山町は人口約1万7千人規模で、小川町より小さい自治体です。東武東上線沿線の住宅地として一定の人口を維持しています。
滑川町
滑川町は人口約2万人規模で、近年はつきのわ駅周辺の住宅開発により人口増加が続いてきました。県内でも数少ない人口増加傾向の自治体として知られています。
ときがわ町
ときがわ町は人口約1万人規模で、自然環境に恵まれた町です。小川町と同様に人口減少や高齢化への対応が課題となっています。
このように比較すると、小川町は比企地域の中では比較的人口規模が大きい一方、東松山市ほどの都市機能は持たず、自然と生活利便性のバランスが取れた町といえるでしょう。
関連記事: 埼玉の人口はなぜ増え続けるのか?市町村ランキングと人口推移から見える「首都圏最大の住宅県」
小川町の人口推移~昔から現在までの変化~
小川町は埼玉県西部の比企地域に位置し、豊かな自然環境と歴史ある町並みが魅力の町です。しかし近年は全国的な少子高齢化の影響を受け、人口減少が続いています。
ここでは小川町の人口推移や人口減少の背景、今後の見通しについて解説します。
小川町の人口推移
1980年代から1990年代にかけての小川町は人口増加が続いていましたが、その後は減少局面に入り、現在まで人口減少が続いています。国勢調査によると、1980年の人口は27,045人でしたが、1995年には37,822人まで増加しました。その後は減少に転じ、2020年には28,524人となっています。
1970年〜最新年
高度経済成長期から平成初期にかけては、住宅開発や地域経済の成長により人口が増加しました。しかし2000年代以降は減少傾向が顕著となり、2025年時点では約2万7千人規模まで縮小しています。
高度経済成長期の人口変化
東武東上線やJR八高線による交通利便性の向上もあり、東京近郊のベッドタウンとして一定の人口流入がありました。特に1980年から1995年にかけては約1万人増加しており、小川町の人口成長期といえます。
人口ピーク時との比較
人口のピークは1995年の37,822人でした。2020年の28,524人と比較すると約9,300人減少しており、ピーク時から約25%の人口が減少した計算になります。
なぜ小川町の人口は減少しているのか?
小川町の人口減少には複数の要因があります。特に少子高齢化と若年層流出の影響が大きくなっています。
少子高齢化の進行
小川町では高齢化率が40%近くに達しており、全国平均を大きく上回る状況です。出生数より死亡数が多い「自然減」が続いており、人口減少の大きな要因となっています。
若年層の都市部流出
進学や就職を機に、若年層がさいたま市や東京都内へ転出する傾向があります。特に大学や大企業の集積する都市部への流出が続いており、生産年齢人口の減少につながっています。埼玉県全体でも都市部への人口集中が続いています。
通勤・通学需要の変化
テレワークの普及によって地方移住への関心は高まっていますが、依然として首都圏中心部へのアクセス性を重視する傾向は強く、小川町への大規模な人口流入には至っていません。人口維持には雇用や教育環境の充実が課題となっています。
地方移住ニーズとの関係
一方で、近年は自然豊かな環境を求める移住希望者も増えています。小川町は有機農業や移住支援に力を入れており、首都圏からの移住先として注目されるケースもあります。ただし人口減少を反転させるほどの規模にはまだ達していません。
小川町の人口減少は今後も続く?
現状の人口動向を見る限り、小川町では今後も人口減少が続くと予測されています。
最新傾向
2020年の国勢調査では28,524人でしたが、住民基本台帳ベースでは2023年に27,886人まで減少しています。人口減少のペースは依然として続いています。
将来人口推計
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、小川町の人口は2030年に約23,800人、2040年には約18,900人、2050年には約14,300人まで減少すると見込まれています。30年間で人口が半減する可能性が示されています。
消滅可能性自治体との関係
近年公表された将来推計では、多くの地方自治体が人口減少リスクを抱えているとされています。小川町も若年女性人口の減少が課題となっており、持続的な人口確保に向けた取り組みが求められています。
地域活性化施策の影響
小川町では移住促進や子育て支援、観光振興などの地域活性化施策を進めています。全国には子育て支援や企業誘致によって人口減少を緩和した自治体もあり、小川町でも今後の施策次第では人口減少ペースを抑えられる可能性があります。
人口統計から見ると、小川町は今後も人口減少と高齢化への対応が重要な課題となります。一方で、豊かな自然環境や首都圏からのアクセスの良さを活かした移住促進策によって、新たな人口流入の可能性も期待されています。
小川町の人口密度は高い?低い?
人口の多さだけでなく、どれくらいの人が一定の面積に住んでいるかを示す「人口密度」も、街の特徴を知るうえで重要な指標です。ここでは小川町の人口密度を埼玉県や全国平均と比較しながら見ていきましょう。
小川町の人口密度
1km²あたり人口
小川町の面積は約60.36km²、人口は約2万7千人です。人口密度は1km²あたり約450人となっており、埼玉県内では比較的低い水準に位置しています。
県南部の都市部では1km²あたり5,000人を超える自治体もあるため、小川町はゆとりのある居住環境が広がる地域といえるでしょう。
埼玉県平均との差
埼玉県全体の人口密度は1km²あたり約1,900人前後とされており、小川町は県平均の4分の1程度です。
さいたま市や川口市、越谷市などの都市部と比べると人口の集中度は低く、自然や農地が多く残されていることが特徴です。
全国平均との比較
全国平均の人口密度は1km²あたり約330人程度です。そのため、小川町は全国平均よりはやや高いものの、首都圏の自治体としてはかなり低密度なエリアといえます。
都市部の利便性と地方のゆとりを併せ持つ、中間的な環境が小川町の特徴です。
人口密度が高いエリア
小川町全域を見ると人口密度は低めですが、人が集まりやすいエリアも存在します。
小川町駅周辺
JR八高線と東武東上線が乗り入れる小川町駅周辺は、町内でも特に人口が集中しているエリアです。駅周辺にはスーパーや金融機関、行政施設などが集まっており、通勤・通学の利便性を重視する世帯が多く居住しています。
商店街周辺
駅から続く中心市街地や商店街周辺も人口密度が比較的高い地域です。古くから小川町の中心として発展してきたエリアであり、徒歩圏内に生活施設が集まっているため、高齢者世帯を中心に居住需要があります。
住宅地エリア
大塚地区や東小川地区などの住宅地も人口が比較的多いエリアです。特に東小川地区はニュータウン開発によって整備された住宅街が広がっており、ファミリー層の居住地として発展してきました。
人口密度から見る住みやすさ
人口密度は、その街の暮らしやすさを考えるうえでも参考になる指標です。
自然環境とのバランス
小川町は外秩父の山々に囲まれ、槻川や市野川など豊かな自然環境に恵まれています。
人口密度が低いため、住宅地の周辺にも自然が残されており、都市部では得られないゆったりとした暮らしを実現しやすい環境です。
落ち着いた住宅環境
人口が過度に集中していないため、通勤ラッシュや商業施設の混雑が比較的少ないことも魅力です。
静かな住環境を求める人や、子育て世帯にとっては暮らしやすい条件が整っています。
車移動のしやすさ
小川町では自家用車が主要な移動手段となっています。
人口密度が低いことから道路渋滞が少なく、町内や近隣市町村への移動がしやすい点も特徴です。大型商業施設や病院へも車でアクセスしやすく、日常生活の利便性を支えています。
地方暮らしニーズとの相性
近年はテレワークの普及やライフスタイルの多様化により、地方移住への関心が高まっています。
小川町は東京から電車で約1時間半という立地にありながら、自然豊かな住環境を確保できることから、地方暮らしを希望する人々から注目されています。
人口密度の低さは不便さだけでなく、「ゆとりある暮らし」という価値にもつながっており、小川町ならではの魅力の一つといえるでしょう。
小川町の人口を年齢別に分析
小川町では人口減少とともに高齢化が進んでおり、埼玉県内でも高齢化率が高い自治体の一つとなっています。ここでは年齢別人口の割合や子育て世帯の状況について解説します。
年齢別人口割合
2020年国勢調査によると、小川町の年齢構成は次のようになっています。
0〜14歳
年少人口(0〜14歳)は約10%前後となっています。全国的に少子化が進むなか、小川町でも子どもの数は減少傾向にあります。出生数の減少により、今後も年少人口の割合は低下していくと予測されています。
15〜64歳
生産年齢人口(15〜64歳)は約50%前後です。
以前は町の人口の中心を占めていましたが、若年層の進学・就職による転出や高齢化の進行によって割合は減少しています。地域経済や雇用を支える世代であるため、今後の人口維持において重要な層といえるでしょう。
65歳以上
老年人口(65歳以上)は約40%前後を占めています。全国平均を大きく上回る水準であり、小川町は埼玉県内でも高齢化が進んでいる自治体の一つです。高齢者向け医療や福祉サービスの需要が年々高まっています。
小川町の高齢化率は高い?
全国平均比較
全国の高齢化率はおよそ29%前後ですが、小川町は約40%に達しています。そのため全国平均と比較しても高齢化がかなり進行している地域といえます。高齢者の割合が高いことは、地域コミュニティや医療・介護体制に大きな影響を与えています。
埼玉県平均との差
埼玉県全体の高齢化率は約28%前後です。
小川町は県平均を10ポイント以上上回っており、県内でも高齢化が進んでいる自治体に分類されます。さいたま市や川口市、越谷市など人口流入が続く都市部との違いが明確に表れています。
高齢化が進む背景
小川町で高齢化が進む背景には、少子化と若年層流出の両方があります。
進学や就職をきっかけに若い世代が都市部へ転出する一方で、高齢者は住み慣れた地域に住み続ける傾向があります。その結果、人口全体に占める高齢者の割合が年々上昇しています。
また、出生数の減少によって若い世代の人口が補われにくくなっていることも高齢化率上昇の要因となっています。
子育て世帯は多い?
ファミリー層の割合
人口構成を見ると、高齢者の割合が高い一方で、ファミリー層も一定数居住しています。特に小川町駅周辺や東小川地区などの住宅地では子育て世帯の居住が見られます。ただし、県南部のベッドタウンと比較すると、子育て世帯の割合はやや低い傾向です。
学校数
小川町内には小学校、中学校、高等学校が設置されており、義務教育環境は整っています。
また、近隣の東松山市や嵐山町、寄居町などへの通学もしやすく、教育環境の選択肢は比較的豊富です。
子育て支援制度
小川町では子育て支援センターの運営や医療費助成など、子育て世帯向けの支援制度を実施しています。
近年は移住促進とあわせて子育て支援の充実にも力を入れており、若い世代の定住促進を図っています。
保育施設の整備や子育て相談体制も進められており、自然豊かな環境の中で子育てできることが町の魅力となっています。
住宅価格との関係
小川町は埼玉県南部と比較して住宅価格や土地価格が低く、比較的広い住宅を取得しやすいエリアです。
そのため、住宅費を抑えながら子育てをしたいファミリー層にとっては魅力的な選択肢となっています。
一方で、通勤や通学の利便性を重視する世帯は都市部を選ぶ傾向もあり、今後は子育て支援や移住促進施策が人口維持の重要なポイントになるでしょう。
人口統計から見ると、小川町は高齢化が進む一方で、自然環境や住宅価格の手頃さを活かし、子育て世帯の定住促進に取り組んでいる町といえます。今後は若い世代の流入をどれだけ増やせるかが、人口構造改善の鍵となりそうです。
小川町の人口分布~どの地域に人が多い?~
小川町の人口は町全体に均等に分布しているわけではなく、駅周辺や住宅地に集中しています。一方で、山間部や農村地域では人口減少や高齢化が進んでいます。ここでは、小川町内の人口分布の特徴について見ていきましょう。
人口が多い地区
小川町駅周辺
小川町で最も人口が集まっているのが小川町駅周辺です。
東武東上線とJR八高線が利用できる交通の中心地であり、スーパーやドラッグストア、金融機関、公共施設など生活に必要な施設が集まっています。通勤や通学の利便性が高く、町内でも特に居住ニーズが高いエリアです。
また、駅周辺にはマンションや戸建住宅も多く、若年層から高齢者まで幅広い世代が暮らしています。
大字大塚周辺
大字大塚周辺も人口が比較的多い地域の一つです。
小川町駅に近く、住宅地として発展してきたエリアであり、日常生活の利便性に優れています。駅へのアクセスが良好なことから、町内でも安定した人口を維持しています。比較的新しい住宅も見られ、ファミリー世帯の居住も多い地域です。
商業・住宅集積エリア
駅前から続く中心市街地や東小川地区などの住宅街も人口が集中しています。
商業施設や医療機関、学校などが近くにあり、生活環境が整っていることが人口集中の要因です。町内でも利便性を重視する人々が集まりやすいエリアとなっています。
人口増加エリア
小川町全体では人口減少が続いていますが、一部では人口流入が見られる地域もあります。
新築住宅供給エリア
新築戸建て住宅の供給が行われている地域では、一定の人口流入が見られます。
特に既存住宅地に近いエリアでは、若い世代や子育て世帯が新たに転入するケースがあります。大規模な住宅開発は少ないものの、小規模な宅地分譲によって人口維持に貢献しています。
移住促進エリア
近年は自然豊かな環境を求めて地方移住を検討する人も増えています。
小川町は有機農業や里山暮らしで知られており、移住相談制度や空き家活用事業などを通じて移住者の受け入れを進めています。そのため、自然環境に恵まれた地域では新たな住民が増えるケースも見られます。
駅アクセスが良い地域
人口減少が進む中でも、小川町駅へアクセスしやすい地域は比較的人気があります。
鉄道を利用して通勤・通学ができるため、住宅需要が一定程度維持されており、人口減少のスピードも緩やかな傾向があります。
人口減少が進む地域
一方で、町内には人口減少が特に進んでいる地域もあります。
山間部エリア
外秩父の山々に近い山間部では人口減少が顕著です。若い世代の転出や高齢化によって集落の人口が減少しており、空き家の増加も課題となっています。公共交通の利便性が低い地域ほど人口流出が進む傾向があります。
高齢化が進む地域
農村部や古くからの住宅地では高齢化が進行しています。子ども世代が都市部へ移住した結果、高齢者のみの世帯が増加している地域も少なくありません。地域コミュニティの維持や買い物支援などが今後の課題となっています。
空き家増加エリア
人口減少に伴い、空き家が増えている地域もあります。
特に駅から離れたエリアや山間部では、相続後に利用されない住宅が増加する傾向があります。小川町では空き家バンク制度などを活用し、移住者への住宅供給を進めていますが、今後も継続的な対策が必要とされています。
小川町の人口分布を見ると、駅周辺や住宅地に人口が集中する一方で、山間部や農村地域では人口減少が進んでいます。今後は移住促進や住宅政策によって人口の偏在を緩和し、地域全体の活力を維持していくことが重要になるでしょう。
小川町の人口統計から見る今後の将来性
人口統計を見ると、小川町は今後も人口減少と高齢化が進むと予測されています。しかし、その一方で首都圏からのアクセスの良さや豊かな自然環境を活かした移住需要も期待されています。ここでは、小川町の将来性や課題、住みやすさについて解説します。
小川町は今後どうなる?
将来人口推計
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、小川町の人口は今後も減少が続く見込みです。
2020年時点で約2万8千人だった人口は、2040年には約1万9千人前後、2050年には約1万4千人程度まで減少すると予測されています。現在の人口と比較すると、30年ほどで約半数になる可能性があります。
人口減少に伴い、生産年齢人口の減少や地域経済の縮小が懸念されています。
移住需要
一方で、小川町には都市部にはない魅力があります。
有機農業の先進地域として知られているほか、里山や自然環境が豊かで、ゆったりとした暮らしを求める移住希望者から注目されています。
実際に、首都圏から移住して農業や地域活動に取り組む人も増えており、今後の人口維持において重要な役割を担う可能性があります。
テレワーク普及の影響
コロナ禍以降、テレワークが普及したことで働く場所の自由度が高まりました。
小川町は池袋まで東武東上線でアクセスできるため、週数回の出社であれば十分に通勤圏内と考える人もいます。
都市部よりも住宅費を抑えながら自然豊かな環境で暮らせることから、テレワーク層の移住先として一定の需要が期待されています。
地域創生施策
小川町では移住定住支援や空き家活用、子育て支援などの地域創生施策を進めています。
また、観光資源である小川和紙や有機農業を活かしたまちづくりにも取り組んでおり、交流人口の増加や地域経済の活性化を目指しています。
こうした取り組みが人口減少の抑制につながるかが、今後の大きなポイントとなるでしょう。
小川町の課題
高齢化
小川町の高齢化率は約40%と高く、埼玉県平均を大きく上回っています。今後は医療・介護サービスの需要増加や、高齢者が安心して暮らせる地域づくりが重要になります。
若者流出
進学や就職を機に若者が都市部へ流出する傾向は依然として続いています。
若年層の減少は出生数の減少にもつながるため、雇用創出や移住促進による若い世代の定着が課題となっています。
空き家問題
人口減少と高齢化の進行により、利用されなくなった住宅も増えています。空き家は景観や防災面の課題となるだけでなく、地域コミュニティの維持にも影響を与えます。今後は空き家活用や移住支援との連携が重要になるでしょう。
公共交通維持
人口減少が進むと、鉄道やバスの利用者も減少します。小川町では東武東上線やJR八高線が重要な交通インフラとなっていますが、地域公共交通を将来にわたって維持していくための取り組みが求められています。
小川町は住みやすい街なのか
自然環境
小川町最大の魅力は豊かな自然環境です。
外秩父の山々や清流に囲まれ、四季の変化を身近に感じながら暮らすことができます。都市部では得られない落ち着いた生活環境を求める人にとって魅力的な地域です。
子育て環境
小川町では子育て支援制度の充実や教育環境の整備が進められています。
保育施設や学校も整っており、自然の中でのびのびと子育てができる環境があります。また、住宅価格が比較的手頃なことから、子育て世帯にとって住居費を抑えやすい点もメリットです。
交通アクセス
東武東上線とJR八高線が利用でき、池袋方面や高崎方面へのアクセスが可能です。
都心までの通勤時間は長めですが、埼玉県西部エリアの中では比較的交通利便性に恵まれています。テレワークとの相性も良い地域といえるでしょう。
生活利便性
駅周辺にはスーパーやドラッグストア、病院、金融機関など生活に必要な施設が揃っています。
一方で、都市部のような大型商業施設は少ないため、買い物やレジャーでは近隣の東松山市や熊谷市方面を利用するケースもあります。それでも日常生活に必要な機能は町内で概ね完結できる環境です。
関連記事: 小川町の住みやすさは?有機農業の里で暮らす魅力・治安・アクセスを徹底解説
まとめ
小川町は埼玉県比企地域に位置する自然豊かな町で、人口は1995年頃をピークに減少が続いています。今後も高齢化や若者流出による人口減少が予測される一方で、移住需要やテレワークの普及による新たな可能性も期待されています。
駅周辺には生活利便施設が集まり、住宅価格も比較的手頃なことから、自然環境と暮らしやすさのバランスを重視する人には魅力的なエリアです。
人口統計から見ると、小川町は人口減少という課題を抱えながらも、「自然の中でゆとりある暮らしを実現できる町」として、今後も一定の居住ニーズを維持していく可能性があるでしょう。

X(旧: Twitter): @webkirin
1993年越谷生まれ。埼玉県越谷市を拠点に活動するWebマーケター。
普段は越谷市のデジタルマーケティングカンパニーCOUNTER株式会社を経営。「ローカルから最先端」というテーマを持ち活動中。データ分析と越谷への愛情は半端ないマーケティングオタク。