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    松伏町の住みやすさは?鉄道なし・持家率88%の田舎暮らし・治安・給食費無償化を徹底解説

    「松伏町って住みやすいの?鉄道がない町に実際に移住するとどんな生活になる?子育て支援は?」

    埼玉県東部・北葛飾郡に位置する人口28,266人の小さな町・松伏町。「みんなの笑顔を未来へつなぐ 緑あふれるまち まつぶし」をキャッチフレーズに、貝塚・里山・河川3本が残る田園風景が広がる。都心近郊でありながら「映画の世界のような素敵な景観」が日常にある移住先だ。

    2025年度からはまつぶし子育て応援給付金・給食費12,000円相当の無償化という手厚い子育て支援が始まった。令和6年4月からはこども医療費が18歳年度末まで拡大されており、子育て世帯への支援が充実している。

    一方、正直なデメリットも把握しておく必要がある。

    「鉄道路線がない(駅数0)・持家率88%で賃貸物件が極めて少ない・図書館がない・飲食店が少ない」

    ——これらをSAITAMAZINEが正直に解説する。

    松伏町ってどんなところ?

    「貝塚・里山・河川3本」が残る田園の町

    人口28,266人・総面積16.2km²・人口密度1,745人/km²。埼玉県東部・北葛飾郡に属する。

    町内には貝塚や里山があり、河川が3本流れ、四季を彩る田園風景がノスタルジックな雰囲気を作り出している。「まるで映画の世界のような素敵な街の景観」と住民が語るほどの自然環境が日常に広がる。都心に近い場所でありながら田舎暮らしを実現できる貴重な地域として、移住希望者から注目されている。

    持家率88%・就業者の65%が市外通勤というベッドタウンの実態

    松伏町の住宅事情を示すデータがある。持家9,540戸(88%)・借家1,140戸(12%)で、松伏町はファミリー層が持家を構えるベッドタウンとして機能している。賃貸物件の絶対数が少ない点は引越し検討者が注意すべき点だ。

    就業者13,871人のうち他市区町村への通勤者は9,078人(65%以上)で、大多数が越谷・春日部・吉川・越谷レイクタウン等への市外通勤者だ。転入者837人(2025年度)だが高齢化率29.8%(65歳以上人口8,405人)という高齢化も進んでいる。

    大正大学・田園ホール・松伏総合公園という地域の顔

    大正大学・淑徳学園短期大学が町内に立地しており、人口2.8万人の小さな町に大学があるという珍しい特性を持つ。田園ホール・エローラ(文化ホール)・松伏記念公園・松伏総合公園(風車・池)が町内にある。

    交通アクセス

    鉄道なし・最寄り駅は3択(大袋・北越谷・野田市)

    松伏町内には鉄道路線が一切通っていない(鉄道駅数:0駅)。日常の移動はバスまたはマイカーが前提だ。

    最寄り駅アクセス方法
    東武伊勢崎線「大袋駅」バスまたは車でのアクセス
    東武伊勢崎線「北越谷駅」バス13分程度
    東武アーバンクライン「野田市駅」(千葉県)バスまたは車でのアクセス
    せんげん台駅徒歩57分・車13分

    車移動は快適・渋滞が少ないという意外なメリット

    主要道路は千葉県方面や春日部方面、越谷方面に向かう県道が充実しており車での移動は便利だ。「松伏町は田園風景が広がるエリアで道路などが渋滞することが少なく快適に車移動できる」と住民が語るように、渋滞の少なさは生活の快適性を支えている。バス・タクシー・介護タクシー事業者への補助金で公共交通も維持されている(2025年度)。

    正直なデメリット(車必須・電車通勤は困難)

    松伏町内には電車が通っていないため、電車通勤をしたい場合は最寄り駅まで毎日バスまたは車で出る必要がある。マイカーなしでの生活は現実的に困難で、移住前に車の確保が最優先事項になる。

    治安

    公式データで見る治安

    松伏町の治安を公式データで確認しておこう。

    指標データ
    刑法犯認知件数230件(令和5年)
    人口1,000人当たり犯罪率8.3件(埼玉県平均6.8件を上回る・63市区町村中8位)

    出典:埼玉県警察「刑法犯認知件数(警察署別・市町村別)」埼玉県「市町村のすがた(安全・安心)」

    犯罪率は埼玉県平均を上回っており、63市区町村中8位という水準だ。一方、住民の体感評価では「交通事故・犯罪が少ない」が地域幸福度のトップ3に入っており、統計上の数値と住民の体感に差がある面もある。実際に現地を訪れて昼夜の環境を自分の目で確認することをすすめる。

    田園地帯・小さな町ならではの体感安全性

    人口28,266人の小さな町のため地域のつながりが深く、顔見知りが多い環境が防犯意識の向上に寄与している。大きな繁華街がなく子どもが安心して遊べる環境が、子育て世帯からの高い評価につながっている。

    松伏総合公園・貝塚・里山(自然と歴史)

    松伏総合公園(風車・池)と文化施設

    松伏総合公園は公園・風車・池が整備された複合公園で、家族連れなどで休日はにぎわいをみせている。田園ホール・エローラは松伏町内の文化ホール・多目的ホールとして地域の文化的イベントを担っている。松伏記念公園も町内の公園施設の一つだ。

    貝塚・里山・河川3本という歴史・自然の宝庫

    町内には貝塚や里山があり、河川が3本流れている。縄文時代の遺跡が残る歴史と四季の自然が共存する環境が松伏町の誇りだ。「四季を彩る田園風景がノスタルジックな雰囲気を作り出し、まるで映画の世界のような素敵な街の景観を創り出します」と語る住民がいるように、住んでいると日常の中で自然と歴史の豊かさを感じられる——都会では絶対に得られない体験が日常にある。

    子育て・教育環境

    こども医療費(18歳年度末まで・令和6年4月〜拡大)

    松伏町のこども医療費支給制度は、令和6年4月1日診療分から0歳〜18歳年度末(18歳到達後最初の3月31日)までに対象年齢が拡大された。入院・通院ともに対象で、保険診療の自己負担分が支給される。

    出典:松伏町「こども医療費支給制度について」

    まつぶし子育て応援給付金(令和7年度実施)

    「令和7年度まつぶし子育て応援給付金」が令和7年度から実施された子育て世帯向けの給付金制度だ。詳細な給付額・対象条件は松伏町公式サイトで確認することをすすめる。住民の子育て満足度は高く、充実した子育て支援を実感している。

    給食費の一部無償化(12,000円相当・令和7年度)

    物価高騰対策として令和7年度の小・中学校給食費の1期・2期分(12,000円相当の無償化)が実施された。給食費の部分無償化は子育て世帯の家計を直接支援する実効性のある制度だ。フードパントリー事業(児童扶養手当世帯への食品無料配布)・障がい者施設・高齢者施設への支援金も同時実施されている(2025年度)。

    学校・教育施設の現状(図書館なしという正直なデメリット)

    教育施設は幼稚園1園・小学校3校・中学校2校・高等学校1校・大学1校が整備されている。一方、正直なデメリットとして図書館:なしというデータがある。読書・学習環境を求める方は市外の図書館(越谷市立・春日部市立等)を活用する必要がある。大正大学が町内に立地しており、人口2.8万人の小さな町に大学があることで一定の知的・文化的雰囲気が生まれている。

    買い物・生活環境

    飲食店46店・大型小売店2店という正直な商業環境

    市場調査データによると、小売店110店・飲食店46店(埼玉県平均305店と比較して大幅に少ない)・大型小売店2店・百貨店・総合スーパーなし、という商業環境だ。日常の買い物や外食・娯楽は車で越谷市・春日部市・吉川市方面に出ることが多い実態がある。

    道の駅整備計画・将来の商業環境の改善可能性

    将来的に道の駅が整備されれば地域の農産物・加工品の販売・観光客誘致・住民の日常利用施設として機能することが期待される。都市計画道路「東埼玉道路」計画が進めば越谷・春日部方面へのアクセスがさらに改善し商業環境も向上する可能性もある。松伏町立地適正化計画(2024年12月)では人口減少を見据えた都市機能の集約化計画が策定されており、今後の町の方向性を示す重要な長期計画として注目されている。

    家賃・不動産相場

    家賃相場(埼玉県平均より安い)

    本庄市の家賃相場は埼玉県平均と比較して安い水準だ(以下は目安)。

    間取り家賃相場(目安)
    1K5.3万円
    1LDK7.6万円
    2LDK8.1万円

    地域幸福度「適度な価格で住空間を確保できる」がトップ3の一つとして挙げられており、農村型の土地柄から都市部より安価に広い住まいを確保できる環境だ。

    持家率88%という圧倒的な持家社会

    持家9,540戸(88%)・借家1,140戸(12%)という構成で、松伏町は持家社会のため賃貸物件の絶対数が少ない。賃貸で移住を検討する場合は物件探しに時間がかかる可能性がある。裏を返せば持家派に向いている地域で、土地価格は都市部より安く広い一戸建てを建てやすい環境だ。松伏の土地価格は10年後の予想が+5.6%という予測もある。

    住んでいる人の声

    良い点

    実際に松伏町に住む・住んでいた人たちの声を集めた。

    • 「都心近郊ながら田舎暮らしを実現できる貴重な地域。田園風景がノスタルジックで映画の世界のような景観がある」
    • 「道路の渋滞が少ない。越谷・春日部・千葉(野田)方面への幹線道路が充実していて車での移動は快適」
    • 「子育て世帯の満足度が高い環境。こども医療費18歳まで・まつぶし子育て応援給付金・給食費無償化が揃っている」
    • 「田園ホール・エローラ・松伏総合公園(風車・池)が休日の選択肢。町内施設でのんびりと過ごせる」

    気になる点(正直な声)

    率直なデメリットの声もある。

    • 「鉄道路線が一切ない(鉄道駅数0)。マイカーなしでは生活が困難。車の確保が移住の最低条件」
    • 「犯罪率8.3件/千人(令和5年・県平均6.8を上回る・8位/63)という公式データを把握した上で移住を検討することが重要」
    • 「飲食店46店・図書館なし・娯楽施設が少ない。日常の外食・娯楽・読書環境は市外に依存することになる」
    • 「持家率88%のため賃貸物件が極めて少ない。賃貸で移住を考える場合、物件が見つからない可能性がある」

    まとめ

    松伏町の住みやすさを各軸でまとめる。

    評価軸総評
    概要人口28,266人・埼玉県東部・北葛飾郡。「みんなの笑顔を未来へつなぐ 緑あふれるまち まつぶし」。貝塚・里山・河川3本が残る田園の町。就業者の65%が市外通勤者という典型的ベッドタウン。持家率88%のファミリー持家中心の街
    交通鉄道なし(鉄道駅数0)。最寄り駅3択(大袋・北越谷・野田市)へはバスまたは車。主要幹線道路が充実しており車での移動は快適・渋滞が少ない。バス・タクシー事業者への補助金で公共交通を維持
    治安犯罪率8.3件/千人(令和5年・県平均6.8を上回る・8位/63)。住民の地域幸福度では「犯罪が少ない」がトップ3に入っており統計と体感に差がある。移住前の現地確認を推奨
    自然貝塚・里山・河川3本・田園風景・松伏総合公園(風車・池)・田園ホール・エローラ(文化施設)
    子育てこども医療費18歳年度末まで(令和6年4月〜)・まつぶし子育て応援給付金(令和7年度)・給食費12,000円相当無償化。ただし図書館なしという正直なデメリット
    買い物飲食店46店(埼玉県平均305店より大幅に少ない)・総合スーパーなし。道の駅整備計画・東埼玉道路計画で将来の改善可能性あり
    家賃1K5.3万円・2LDK8.1万円(いずれも埼玉県平均より安い)。ただし持家率88%で賃貸物件の絶対数が少ない
    向いている人マイカー必須で田舎暮らしを望む方・持家を検討するファミリー・テレワーカー・農業・自営業者。鉄道通勤者・娯楽を重視する若者・図書館利用者には向かない正直な評価

    松伏町は「住んでいるからこそ分かる町」だ。貝塚・里山・河川3本という縄文から続く自然・渋滞のない快適な車生活・まつぶし子育て応援給付金——これらが「日常」として広がる生活は、松伏町に住む人だけが持てる特権だ。

    鉄道なし・図書館なし・賃貸物件少ない・商業施設が弱めという正直なデメリットを把握したうえで、

    「田園の日常・持家で広い生活・こども医療費18歳まで・子育て支援の充実・車で快適な田舎暮らし」

    ——この組み合わせに価値を感じる方にとって、松伏町は最高の移住先になる。

    ライター
    たけと

    兵庫県神戸市出身。都会の喧騒を離れ、たどり着いた新天地・蒲生(越谷市)で第二の人生を謳歌する元商社マン。 長野出身の妻、そして年子(0歳・1歳)の育児に奮闘しながら、越谷の心地よさを日々実感しています。満洲の餃子をこよなく愛する、自称・越谷の関西代表。

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