川口市の人口は?人口推移・年齢別割合・人口密度を解説

川口市は埼玉県内でさいたま市に次ぐ人口を誇る中核市であり、東京都に隣接する住宅都市として高い人気を集めています。
JR京浜東北線や埼玉高速鉄道など交通アクセスに優れ、都心への通勤・通学に便利なことから、ファミリー層や若年層を中心に人口が増加してきました。
また、再開発やマンション建設が進む一方で、外国人住民の増加や少子高齢化への対応など、新たな課題も見られます。
この記事では、川口市の最新人口や人口推移、年齢別人口、人口密度、地域ごとの人口分布を詳しく解説するとともに、人口統計から見える今後の将来性や住みやすさについてもわかりやすく紹介します。
川口市の人口は何人?【最新人口統計】

川口市は埼玉県南部に位置し、東京都足立区・北区と隣接する人口約61万人の中核市です。JR京浜東北線や埼玉高速鉄道を利用して東京都心へアクセスしやすく、通勤・通学に便利な住宅都市として発展してきました。
近年は駅周辺の再開発やマンション建設が進んだことで、若い世代やファミリー層の流入も続いています。
川口市の総人口
川口市の総人口は610,232人※1で、埼玉県内ではさいたま市に次ぐ人口規模を誇ります。東京都に隣接する立地の良さから住宅需要が高く、人口は長年にわたり高い水準を維持しています。
世帯数は約31万5千世帯となっており、単身世帯から子育て世帯まで幅広い世帯構成が見られます。近年は駅周辺を中心にマンション開発が進み、世帯数も増加傾向にあります。
※1: 下記ページより2026年7月度数字を引用
ホーム/川口市ホームページ
川口市の人口割合
川口市の人口構成は、男性と女性の割合がほぼ半々となっており、全国平均と比べてもバランスの取れた人口構成です。住宅都市として発展してきた背景から、子育て世帯や現役世代が多く暮らしていることが特徴です。
また、川口市は外国人住民が多い自治体として全国的にも知られています。中国やベトナム、ネパール、フィリピンなどさまざまな国籍の住民が生活しており、外国人住民比率は埼玉県内でもトップクラスです。
外国人向けの行政サービスや日本語支援、多文化共生施策も積極的に実施されており、多様な文化が共存する都市となっています。
川口市は埼玉県で人口何位?
川口市は埼玉県内で第2位の人口を持つ自治体です。県内最大の人口を誇るさいたま市に次ぐ規模であり、中核市として行政・商業・住宅機能が集積しています。
近隣自治体と比較すると、その人口規模の大きさがよく分かります。さいたま市は約136万人と県内最大の都市ですが、川口市は約61万人と続いており、越谷市や所沢市の約34万人、草加市の約25万人を大きく上回っています。
東京都に隣接し、交通アクセスや生活利便性に優れていることから、川口市は埼玉県を代表する住宅都市として高い人気を維持しています。今後も再開発や住宅供給が進むことで、県内でも高い人口規模を維持していくことが期待されています。
関連記事: 埼玉の人口はなぜ増え続けるのか?市町村ランキングと人口推移から見える「首都圏最大の住宅県」
川口市の人口推移~昔から現在までの変化~
川口市は、東京都に隣接する立地を活かし、埼玉県内でも人口増加が続いてきた都市の一つです。高度経済成長期以降は住宅都市として急速に発展し、近年もマンション開発や外国人住民の増加などを背景に高い人口水準を維持しています。
一方で、日本全体の少子高齢化の影響を受け、人口増加のペースには変化も見られるようになっています。
川口市の人口推移
1970年代以降の川口市は、東京都心へのアクセスの良さを背景に人口が着実に増加してきました。高度経済成長期には工業都市から住宅都市への転換が進み、多くの住宅団地やマンションが建設されたことで人口流入が加速しました。
その後も都心へのベッドタウンとして人気を維持し、2000年代以降は駅前再開発や大規模マンションの供給によって人口はさらに増加しています。
近年は人口増加の勢いは以前より緩やかになっているものの、おおむね60万人を超える人口規模を維持しており、埼玉県内でも有数の人口都市となっています。2022年から2023年にかけては一時的に人口が減少しましたが、2024年以降は再び増加傾向へ転じています。
なぜ川口市の人口は増えた?
川口市の人口が増加した最大の理由は、東京都心へのアクセスに優れていることです。川口駅からはJR京浜東北線を利用して東京駅や品川駅方面へ乗り換えなしで移動できるほか、埼玉高速鉄道を利用すれば東京メトロ南北線へ直通するため、都心への通勤・通学が非常に便利です。
さらに、川口駅や西川口駅、東川口駅周辺では再開発が進み、大規模マンションが数多く建設されました。都内より比較的住宅価格を抑えられることから、子育て世帯や共働き世帯の流入が続いています。
また、川口市は外国人住民が多い自治体としても知られています。外国人住民数はこの10年間で約1.8倍に増加しており、中国やベトナム、ネパール、フィリピンなど多様な国籍の人々が生活しています。こうした社会増加も人口維持を支える大きな要因となっています。
川口市の人口減少は始まっている?
川口市は現在も埼玉県内有数の人口規模を維持していますが、人口増加が続いていた時期と比べると、近年は伸びが鈍化しています。日本人住民だけを見ると減少傾向が続いており、出生数の減少や高齢化が進行しています。
一方で、外国人住民の増加や転入超過によって総人口は高い水準を維持している状況です。
将来人口推計では、全国的な人口減少や少子高齢化の影響を受け、川口市も長期的には人口減少局面に入ると予測されています。
しかし、東京都に隣接する立地や住宅需要の高さから、埼玉県内では人口減少のスピードが比較的緩やかな自治体と考えられています。
今後は高齢化率の上昇が進む一方で、若年層や子育て世帯の流入、外国人住民の増加がどこまで人口を支えられるかが重要なポイントとなるでしょう。住宅開発や再開発が継続されれば、県内でも安定した人口規模を維持する可能性が高いと考えられます。
川口市の人口密度は高い?低い?
川口市は埼玉県内でも人口密度が非常に高い都市です。東京都に隣接する立地や住宅開発の進展により、多くの人が暮らす住宅都市へと発展してきました。駅周辺には高層マンションが立ち並び、商業施設や公共施設も充実しているため、人口が集中するエリアが数多く存在しています。
人口密度の高さは生活利便性の高さにもつながっていますが、一方で交通混雑や住宅価格の上昇など都市部ならではの課題もあります。
川口市の人口密度
川口市の人口密度は1km²あたり約9,800人で、埼玉県平均の約1,900人/km²を大きく上回っています。これは県平均のおよそ5倍にあたり、埼玉県内でもトップクラスの人口密度です。東京都に隣接する住宅都市という特性から、限られた面積に多くの住民が暮らしています。
全国の主要都市と比較しても、川口市の人口密度は非常に高い水準です。政令指定都市であるさいたま市の人口密度を上回り、首都圏でも人口が集中する都市の一つとなっています。住宅地と商業地がコンパクトにまとまっていることから、日常生活の利便性が高い点も特徴です。
人口密度が高いエリア
川口市の中でも人口が集中しているのは、川口駅周辺や西川口駅周辺です。これらのエリアはJR京浜東北線沿線に位置し、東京駅や上野駅方面へのアクセスが良好なため、多くのマンションや商業施設が集まっています。駅前再開発も進み、居住人口は増加傾向にあります。
東川口エリアも近年人口が増えている地域です。JR武蔵野線と埼玉高速鉄道が利用できる交通利便性に加え、新興住宅地やファミリー向けマンションの開発が進み、子育て世帯を中心に人気を集めています。
また、蕨駅近接エリアは行政区域こそ川口市ですが、蕨駅を生活圏とする住宅地が広がっています。東京都へのアクセスが良く、比較的リーズナブルな住宅価格も相まって、人口密度の高い住宅エリアとなっています。
人口密度から見る住みやすさ
人口密度が高い川口市は、生活利便性の高さが大きな魅力です。川口駅や西川口駅周辺には大型ショッピングモールやスーパーマーケット、飲食店、医療機関などが充実しており、日常生活に必要な施設が徒歩圏内に集まっています。
また、JR京浜東北線や埼玉高速鉄道を利用すれば東京都心へ短時間でアクセスできるため、通勤・通学にも便利です。都内と比較すると住宅価格やマンション価格を抑えやすいことから、コストパフォーマンスを重視するファミリー層にも人気があります。
一方で、市内には公園や運動施設、公共図書館などの生活インフラも整備されており、都市機能と住環境のバランスが取れている点も川口市の魅力です。人口密度は高いものの、交通・商業・教育・公園などがコンパクトに集約されているため、利便性の高い住宅都市として多くの人に選ばれています。
川口市の人口を年齢別に分析
川口市は約61万人が暮らす埼玉県内有数の人口都市ですが、その人口構成を見ると、働く世代が多い一方で少子高齢化も着実に進んでいます。
東京都心へのアクセスの良さから若い世代や子育て世帯が流入する一方、団塊世代の高齢化も進んでおり、今後の人口構成の変化が注目されています。
年齢別人口割合
川口市の年齢構成は、生産年齢人口(15〜64歳)が最も多く、市全体の約66%を占めています。一方、0〜14歳の年少人口は約11%、65歳以上の高齢者人口は約23%となっており、全国的な少子高齢化の流れと同様の傾向が見られます。
働く世代の割合が高いことは、東京都へ通勤する会社員や共働き世帯が多い川口市の特徴を表しています。一方で、近年は出生数の減少により年少人口は徐々に減少しており、高齢者人口は増加を続けています。
市が公表する年齢別人口を見ると、70歳代前後の「団塊の世代」と40〜50歳代の「団塊ジュニア世代」が特に多く、将来的にはさらに高齢化が進むことが予想されています。
高齢化率は高い?
川口市の高齢化率は約23%で、全国平均(約30%)と比較すると低い水準にあります。一方で、埼玉県平均と比較すると大きな差はなく、県内でも平均的な高齢化率となっています。これは東京都に近い住宅都市として若い世代の転入が続いていることが影響しています。
ただし、市内全域で同じ状況ではありません。古くから住宅地として発展してきた地域や大規模団地では高齢化が進んでおり、高齢者のみの世帯や単身高齢者世帯が増加しています。一方で、川口駅や東川口駅周辺など新しいマンション開発が進む地域では、30〜40代の子育て世帯が多く、高齢化率が比較的低い傾向にあります。
子育て世帯は多い?
川口市は東京都心へ通勤しやすいことから、埼玉県内でも子育て世帯が多い都市の一つです。駅周辺ではファミリー向けマンションの供給が続いており、30〜40代を中心とした世帯の転入が人口を支えています。
また、市内には小・中学校や保育施設が数多く整備されており、保育サービスの充実や子育て支援事業にも力を入れています。医療機関や公園、商業施設も充実しているため、日常生活の利便性が高く、子育てしやすい環境が整っています。
今後は少子化の影響を受けることが予想される一方で、東京都に隣接する立地や継続的な住宅開発により、若い世代の流入が続けば、県内でも比較的安定した人口構成を維持する可能性が高いと考えられています。
川口市の人口分布~どの地域に人が多い?~
川口市は市域全体に住宅地が広がっていますが、人口は鉄道駅周辺や再開発が進むエリアに集中しています。特にJR京浜東北線沿線や埼玉高速鉄道沿線ではマンション建設が相次ぎ、若い世代やファミリー層の流入が続いています。
一方で、古くから住宅地として発展してきた地域では高齢化が進み、人口構成に変化が見られる地区もあります。
人口が多い地区
川口市内で最も人口が集中しているのは川口駅周辺です。市の中心市街地として商業施設や行政機関、大型マンションが集積しており、交通利便性の高さから単身者からファミリー層まで幅広い世代が暮らしています。駅前では再開発も進んでおり、今後も人口が多いエリアとして発展が期待されています。
西川口エリアも人口が非常に多い地域です。JR京浜東北線を利用して東京都心へ短時間でアクセスできることから、住宅地として高い人気があります。マンションやアパートが多く、外国人住民も多く暮らしていることが特徴です。商店街や生活利便施設も充実しており、幅広い世代が生活しています。
東川口エリアはJR武蔵野線と埼玉高速鉄道の2路線が利用できる交通利便性の高さから、近年人口が増加している地域です。区画整理事業や新興住宅地の整備が進み、子育て世帯を中心に人気が高まっています。比較的新しい住宅街が多く、落ち着いた住環境も魅力です。
芝・戸塚エリアは市内でも人口規模が大きい住宅地域です。芝地区は古くから住宅地として発展してきた地域であり、戸塚地区は東川口駅周辺の開発に伴い人口が増加しました。生活インフラや教育施設も整っており、ファミリー層の定住が進んでいます。
人口増加エリア
近年の人口増加が目立つのは、駅前再開発が進む地域です。川口駅周辺ではタワーマンションや複合施設の建設が進み、新たな居住人口の受け皿となっています。商業施設や公共施設も充実しているため、利便性を重視する世帯から高い人気を集めています。
また、新築マンションの供給が活発なエリアでも人口が増加しています。西川口駅や東川口駅周辺では大型マンションの建設が続いており、東京都内より比較的住宅価格を抑えられることから、共働き世帯や子育て世帯の転入が増えています。
さらに、駅近住宅地は交通アクセスの良さから継続的に需要が高く、人口増加が続く傾向があります。JR京浜東北線や埼玉高速鉄道沿線は今後も住宅需要が見込まれるエリアといえるでしょう。
人口減少が進む地域
一方で、市内には人口減少や高齢化が進んでいる地域もあります。古くから住宅地として開発された地域では、住民の高齢化が進み、若い世代への世代交代が十分に進んでいない地区も見られます。
また、駅から距離のある郊外エリアでは、新築住宅の供給が比較的少ないこともあり、人口が横ばいまたは減少傾向となる地域があります。特に高齢者のみの世帯が増えている地域では、人口減少と空き家の増加が今後の課題となっています。
ただし、川口市全体としては東京都に隣接する立地や高い住宅需要に支えられ、人口は比較的安定しています。今後も駅周辺では人口増加が続く一方、既成住宅地では高齢化対策や住み替え促進などが重要なテーマとなるでしょう。
川口市の人口統計から見る今後の将来性
川口市は、埼玉県内でも将来性の高い住宅都市の一つです。東京都に隣接し、都心への通勤利便性が高いことから、今後も一定の住宅需要が見込まれます。
一方で、全国的な少子高齢化の影響は川口市にも及んでおり、長期的には人口構成の変化に対応していく必要があります。
川口市は今後も人口増加する?
川口市はこれまで、東京近郊のベッドタウンとして人口を伸ばしてきました。JR京浜東北線や埼玉高速鉄道を利用できる交通利便性に加え、都内と比べて住宅コストを抑えやすい点が、若い世代や子育て世帯の流入につながっています。
今後も川口駅周辺や西川口、東川口エリアなどでは、マンション開発や再開発による人口流入が期待できます。特に駅近エリアは、通勤利便性と生活利便性を重視する世帯からの需要が高く、住宅需要は底堅いと考えられます。
ただし、将来人口推計では、少子高齢化の影響により、長期的には人口増加が鈍化し、いずれ減少局面に入る可能性もあります。そのため、川口市が今後も人口規模を維持していくには、若年層や子育て世帯の定住促進、外国人住民との共生、住みやすい都市環境の整備が重要になります。
川口市の課題
川口市の大きな課題の一つは高齢化です。市全体では働く世代の割合も高いものの、古くからの住宅地や団地では高齢化が進んでいます。今後は医療・介護サービスの充実や、高齢者が移動しやすい交通環境の整備が求められます。
また、子育て世帯の流入が続く一方で、保育園や学校など教育環境の整備も重要な課題です。人口が集中する駅周辺では、保育需要や学区ごとの児童数の偏りが生じやすく、地域ごとの人口変化に合わせた施設整備が必要です。
災害対策も欠かせません。川口市は荒川に近い地域を抱えており、台風や大雨による浸水リスクへの備えが重要です。さらに、人口密度が高いため、災害時の避難体制や地域防災力の強化も求められます。
加えて、交通混雑や外国人住民との共生も今後の重要テーマです。市内の主要道路や駅周辺では混雑が発生しやすく、通勤・通学時間帯の交通負荷が課題となります。また、川口市は外国人住民が多い都市であるため、多言語対応、生活相談、日本語教育、地域コミュニティづくりなど、多文化共生に向けた取り組みがより重要になっていくでしょう。
川口市は住みやすい街なのか
人口統計から見ると、川口市は住みやすさの面でも評価しやすい街です。東京都心に近く、通勤・通学しやすい立地でありながら、都内より住宅コストを抑えやすいため、単身者からファミリー層まで幅広い世代に選ばれています。
子育て環境についても、保育施設や学校、公園、医療機関が市内に多く、日常生活に必要な施設がそろっています。川口駅周辺には大型商業施設や飲食店、公共施設が集まり、買い物や行政手続きもしやすい環境です。
交通アクセスの面では、JR京浜東北線、JR武蔵野線、埼玉高速鉄道を利用でき、東京方面だけでなく埼玉県内の移動にも便利です。特に都心通勤の利便性は川口市の大きな強みであり、今後も住宅都市としての人気を支える要因になるでしょう。
関連記事: 川口市の住みやすさは?治安・交通・子育て・エリア別の魅力を徹底解説
まとめ
川口市は、埼玉県内でもさいたま市に次ぐ人口規模を誇る大都市であり、東京都心へのアクセスの良さを活かした住宅都市として発展を続けています。
JR京浜東北線や埼玉高速鉄道など交通網が充実していることから、都内へ通勤・通学する人も多く、現在も安定した人口を維持しています。
一方で、少子高齢化の進行や人口密度の高さによる交通混雑、教育・保育環境の整備、災害対策など、今後取り組むべき課題も少なくありません。
長期的には人口減少が予測されるものの、東京都に隣接する立地や継続的な住宅需要に支えられ、埼玉県内では比較的人口を維持しやすい自治体と考えられます。
人口統計から見ても、川口市は交通アクセス・商業施設・住宅環境のバランスに優れた住みやすい街といえます。都心への利便性を重視しながら、生活環境も重視したい人にとって、今後も高い人気が期待できるエリアでしょう。

X(旧: Twitter): @webkirin
1993年越谷生まれ。埼玉県越谷市を拠点に活動するWebマーケター。
普段は越谷市のデジタルマーケティングカンパニーCOUNTER株式会社を経営。「ローカルから最先端」というテーマを持ち活動中。データ分析と越谷への愛情は半端ないマーケティングオタク。