川越市の人口は?人口推移・年齢別割合・人口密度を解説

川越市は埼玉県西部を代表する中核都市であり、「小江戸」の歴史ある街並みと東京都心へのアクセスの良さを兼ね備えた人気の住宅都市です。観光地として全国的に知られる一方、東武東上線やJR川越線・埼京線直通など交通利便性の高さから、ファミリー層を中心に多くの人が暮らしています。
「川越市の人口は何人?」「人口は増えている?減っている?」「年齢別の人口構成や将来性を知りたい」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、川越市の最新人口や人口推移、人口密度、年齢別人口、地域ごとの人口分布、今後の人口予測まで、最新の人口統計データをもとに分かりやすく解説します。
川越市への移住や住宅購入を検討している方はもちろん、街の将来性を知りたい方もぜひ参考にしてください。
川越市の人口は何人?【最新人口統計】

川越市は埼玉県南西部に位置し、「小江戸」として全国的に知られる歴史と文化が息づく都市です。
一方で、東京都心へのアクセスの良さから住宅都市としても発展しており、県内でも人口規模の大きい自治体の一つとなっています。近年はファミリー世帯の流入に加え、外国人住民も増加しており、多様な人々が暮らす街へと変化しています。
ここでは、最新の人口統計をもとに、川越市の人口や人口構成について詳しく解説します。
川越市の総人口
川越市の総人口は353,229人※1です。世帯数は173,508世帯となっており、埼玉県内でも人口の多い都市として知られています。毎月公表される住民基本台帳人口では、前月から大きな変動はなく、安定した人口規模を維持しています。
人口の内訳は、男性が175,438人、女性が177,790人です。女性人口が男性人口をやや上回っており、全国的な人口構成と同様の傾向が見られます。なお、住民基本台帳では性別不詳者も含まれるため、男女の合計と総人口が一致しない場合があります。
※1: 下記ページより2026年6月度数字を引用
人口統計(最新)|川越市
川越市の人口割合
川越市の人口構成を割合で見ると、男性は約49.7%、女性は約50.3%となっており、男女比はほぼ均衡しています。女性の割合がわずかに高いものの、大きな偏りはありません。
外国人住民についても年々増加傾向にあり、技能実習生や留学生、就労目的の居住者など、多様な国籍の人々が生活しています。
外国人住民比率は県内平均と同程度の水準で推移しており、今後も国際化の進展に伴って増加が見込まれます。
川越市は埼玉県で人口何位?
川越市は、さいたま市、川口市、川越市、所沢市、越谷市などが並ぶ埼玉県内でも有数の人口都市であり、県内第3位の人口規模を誇ります。県西部の中心都市として行政・商業・教育・観光の機能が集積していることも特徴です。
近隣市と比較すると、所沢市は約34万人規模、越谷市は約34万人規模で、川越市の人口は両市を上回っています。
一方、川口市は約60万人規模の人口を有しており、県内でもトップクラスの人口都市です。川越市は人口規模だけでなく、商業施設や教育機関、歴史的観光資源が充実していることから、埼玉県西部を代表する中核都市として重要な役割を担っています。
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川越市の人口推移~昔から現在までの変化~
川越市は埼玉県内でも人口規模の大きい都市であり、戦後の高度経済成長期から現在まで長期的に人口が増加してきました。
東京都心から約30km圏内という立地や鉄道網の充実により住宅都市として発展し、現在では約35万人が暮らす埼玉県西部の中核都市となっています。一方で近年は人口増加の勢いが落ち着き、将来的には人口減少局面へ移行すると予測されています。
川越市の人口推移
川越市の人口は、1970年代以降に大きく増加しました。高度経済成長期には東京都のベッドタウンとして住宅開発が進み、多くのファミリー世帯が流入しています。その後も郊外住宅地の整備やマンション開発が続き、2015年には人口35万人を突破しました。
1970年代から2000年代にかけて人口は大きく伸びましたが、近年は35万人前後で推移しており、大幅な増加から「横ばい」に近い状況へ移行しています。
市の統計では、昭和30年の約10万人から令和に入るまでの約65年間で人口は約3.4倍に増加しており、埼玉県西部を代表する都市へと発展しました。
なぜ川越市の人口は増えた?
川越市の人口増加には、交通利便性と住環境の良さが大きく影響しています。
最大の理由は、東京都心へのアクセスの良さです。東武東上線を利用すれば池袋方面へ通勤・通学しやすく、JR川越線は埼京線と直通運転を行っているため、新宿・渋谷方面へも乗り換えなしでアクセスできます。この交通網の充実により、東京へ通勤する人の住宅地として人気を集めました。
また、川越駅や本川越駅周辺では大型商業施設やマンション開発が進み、生活利便性が向上しました。さらに、「小江戸川越」として全国的な知名度を持つ観光都市であることから、商業やサービス業も発展し、働く場所と住む場所の両方を兼ね備えた都市へ成長しています。
川越市の人口減少は始まっている?
現在の川越市は、人口が急激に減少しているわけではありませんが、長年続いた人口増加はほぼ落ち着いた状況です。2026年時点でも総人口は約35万3千人を維持しており、大きな減少は見られていません。
一方で、国や自治体の将来人口推計では、今後は緩やかな人口減少に転じる見込みです。出生数の減少や高齢化の進行により、生産年齢人口は徐々に減少し、2050年頃には現在より人口が減少すると予測されています。
また、大学進学や就職を機に若年層が東京都心へ転出する傾向もあり、少子高齢化による人口構造の変化が今後の課題となります。
その一方で、交通利便性や生活環境の充実から住宅需要は依然として高く、駅周辺では今後も一定の人口維持が期待されています。今後は、子育て支援や定住促進施策によって、人口減少を緩やかに抑えていくことが重要になるでしょう。
川越市の人口密度は高い?低い?
川越市は埼玉県内でも人口規模が大きい一方、市域が約109平方キロメートルと広いため、人口密度は県内でも極端に高いわけではありません。駅周辺には住宅や商業施設が集積していますが、市内には農地や自然が残るエリアも多く、都市機能と落ち着いた住環境が共存していることが特徴です。
川越市の人口密度
2026年7月時点の総人口約35万3千人と市域面積約109.13km²から計算すると、川越市の人口密度は約3,200人/km²となります。
この数値は、埼玉県全体の人口密度(約1,900人/km²)を大きく上回る一方、東京都区部や埼玉県南東部の高密度都市と比べると比較的ゆとりがあります。
全国平均の人口密度(約330人/km²)と比較すると約10倍に達しており、地方都市よりも都市機能が充実した住宅都市であることが分かります。一方で、市街地以外には田園地帯や自然環境も残されているため、人口密度だけを見ると「都市と郊外のバランスが取れた街」といえるでしょう。
人口密度が高いエリア
川越市内で人口が集中しているのは、鉄道駅周辺を中心とした住宅地です。
川越駅周辺は、市内最大のターミナルエリアとしてマンションや商業施設が集まり、人口密度が最も高い地域の一つです。大型商業施設やオフィスも多く、通勤・通学の利便性から若年層やファミリー世帯に人気があります。
本川越駅周辺は、商店街や観光エリアに近く、住宅と商業施設がバランスよく立地しています。生活利便性が高く、中心市街地として多くの人が暮らしています。
南古谷エリアは、近年の住宅開発や区画整理が進み、新築戸建てやマンションの供給が増加しています。JR川越線沿線という交通利便性もあり、子育て世帯の流入が続いています。
新河岸エリアも東武東上線沿線の住宅地として発展しており、都心へのアクセスの良さから人口が多い地域です。駅周辺ではマンション開発も進み、比較的若い世帯が多く居住しています。
人口密度から見る住みやすさ
川越市は人口密度が適度に高いため、生活利便性と住環境のバランスに優れています。
川越駅や本川越駅周辺には百貨店やショッピングモール、スーパーマーケット、医療機関などが集積しており、日常生活に必要な施設が徒歩圏内で利用できます。また、東武東上線やJR川越線・埼京線直通により池袋・新宿・渋谷方面へのアクセスも良好で、通勤・通学の利便性も高いエリアです。
一方で、市街地から少し離れると閑静な住宅街や農地が広がり、都市部特有の過密感が少ないことも川越市の魅力です。さらに、「小江戸」として知られる歴史的な街並みや観光地が市街地と共存しており、暮らしの中で歴史や文化を身近に感じられる点も他のベッドタウンにはない特徴となっています。
人口密度の観点から見ると、川越市は都市機能の充実度と居住環境の快適さを兼ね備えた、埼玉県内でも住みやすい都市の一つといえるでしょう。
川越市の人口を年齢別に分析
川越市は埼玉県西部を代表する人口都市であり、若い世代から高齢者まで幅広い年代が暮らしています。東京都心へのアクセスの良さから現役世代や子育て世帯が多い一方、全国的な少子高齢化の流れを受け、高齢者人口の割合も年々増加しています。
ここでは、年齢別人口の割合や高齢化の状況、子育て世帯の特徴について解説します。
年齢別人口割合
川越市の年齢別人口を見ると、0〜14歳(年少人口)は約11.6%、15〜64歳(生産年齢人口)は約61.3%、65歳以上(高齢者人口)は約27.1%となっています。
生産年齢人口が全体の約6割を占めており、埼玉県西部の経済や生活を支える中心都市としての役割を担っています。
年少人口は減少傾向にあるものの、東京都心への通勤がしやすいことから、一定数の子育て世帯が流入しており、急激な人口構造の変化は見られません。一方で、高齢者人口は増加を続けており、今後は人口構成の変化への対応が重要になっていくと考えられます。
高齢化率は高い?
川越市の高齢化率は約27.1%で、およそ4人に1人が65歳以上となっています。
全国平均の高齢化率(約29%)と比較するとやや低く、埼玉県平均(約27%前後)とはほぼ同水準です。そのため、全国的に見ると比較的若い人口構成を維持している自治体といえます。
しかし、市の将来人口推計では、高齢化率は今後も上昇し、2035年には約29.4%まで高まる見込みです。
一方で、年少人口の割合は約10%まで低下すると予測されており、少子高齢化は今後さらに進行すると考えられています。医療・介護サービスの充実や、高齢者が暮らしやすいまちづくりが重要な課題となるでしょう。
子育て世帯は多い?
川越市は埼玉県内でも子育て世帯が多い都市の一つです。
東武東上線やJR川越線・埼京線直通により東京都心へ通勤しやすいことから、30〜40代のファミリー層を中心に住宅需要が安定しています。川越駅周辺や新河岸、南古谷エリアでは新築マンションや戸建住宅の供給が続いており、若い世帯の転入も見られます。
また、市内には幼稚園・保育園・小中学校・高校・大学まで教育施設が数多く整備されており、子どもの成長に合わせた教育環境が充実しています。
さらに、川越市では保育サービスや子育て相談、医療費助成などの子育て支援制度も整備されており、安心して子育てできる環境づくりが進められています。
川越市の人口分布~どの地域に人が多い?~
川越市は市域が広く、地域によって人口分布に大きな特徴があります。鉄道駅周辺には住宅や商業施設が集積し、多くの人が暮らしている一方、市街地から離れた地域には農地や自然が広がっています。
近年は駅周辺の再開発や住宅供給により人口が増えるエリアがある一方、高齢化や人口減少が進む地域も見られるようになっています。
人口が多い地区
川越市で人口が集中しているのは、交通アクセスや生活利便性に優れた駅周辺エリアです。
川越駅周辺は、市内最大の人口集積エリアです。JR川越線と東武東上線が利用できるターミナル駅であり、大型商業施設やオフィス、新築マンションが集まっています。都心へのアクセスが良好なことから、単身者からファミリー世帯まで幅広い年代が居住しています。
新河岸エリアは、東武東上線沿線の住宅地として発展してきた地域です。駅周辺ではマンションや戸建住宅の開発が進み、比較的若い世帯の流入が続いています。池袋方面への通勤利便性も高く、ベッドタウンとして人気があります。
南古谷エリアは、JR川越線沿線の住宅地として人口が増加している地域です。大型商業施設へのアクセスが良く、新しい住宅地の整備も進んでいることから、子育て世帯を中心に居住者が増えています。
霞ケ関エリアは、東武東上線沿線に位置し、住宅街として成熟した地域です。教育施設や生活インフラが充実しており、長年にわたり安定した人口を維持しています。
人口増加エリア
近年の川越市では、鉄道駅周辺を中心に人口が増加する傾向が続いています。
特に川越駅・本川越駅周辺では再開発やマンション建設が進み、住宅供給が拡大しています。利便性の高さから若年層や共働き世帯の流入が続いており、市内でも人口増加が目立つエリアです。
また、新河岸駅や南古谷駅周辺でも新築マンションや戸建住宅の供給が増えており、ファミリー層を中心とした人口流入が見られます。
さらに、市街地に近い郊外住宅開発エリアでは、比較的広い住宅用地を確保しやすいことから、新しい分譲住宅地の整備が進み、定住人口の増加につながっています。
人口減少が進む地域
一方で、市内には人口減少や高齢化が進んでいる地域もあります。
市街地から離れた郊外エリアでは、若年層が駅周辺へ転居する傾向や、子どもの独立による世帯人数の減少などを背景に、人口が緩やかに減少しています。
また、古くから住宅地として発展した一部地域では、高齢化率が上昇しており、高齢者のみの世帯や空き家の増加が課題となっています。
市の北部や東部など、農地が多く残る地域では市街化が限定的であり、人口増加は比較的緩やかです。農業が盛んな地域である一方、若年世代の流出や後継者不足なども課題となっています。
このように川越市では、駅周辺では人口が増加し、郊外では人口減少や高齢化が進むという地域差が見られます。今後は各地域の特性に合わせた住宅政策やまちづくりを進めることで、バランスの取れた人口構成を維持していくことが期待されています。
川越市の人口統計から見る今後の将来性
川越市は、埼玉県内でも人口規模が大きく、商業・観光・住宅都市として安定した基盤を持つ街です。
東京都心へのアクセスが良く、駅周辺を中心に住宅需要も続いているため、今後も一定の居住ニーズは見込まれます。
一方で、全国的な少子高齢化の影響は川越市にも及んでおり、長期的には人口減少や高齢化への対応が重要になります。
川越市は今後も人口増加する?
川越市はこれまで、東京近郊の住宅都市として人口を増やしてきました。東武東上線やJR川越線・埼京線直通により、池袋・新宿方面へアクセスしやすいことから、通勤・通学に便利な街として選ばれてきた背景があります。
ただし、今後も大きく人口が増え続けるというよりは、短期的には横ばいから微減、長期的には緩やかな人口減少に向かう可能性があります。出生数の減少や高齢化の進行により、自然減の影響が大きくなるためです。
一方で、川越駅周辺や新河岸、南古谷などでは住宅需要が続いており、駅近マンションや戸建て住宅の供給によって、ファミリー層や共働き世帯の流入は一定程度見込まれます。
東京近郊でありながら、歴史ある街並みや商業施設、自然環境も身近にある点は、今後も川越市の強みといえるでしょう。
川越市の課題
川越市の大きな課題は、高齢化への対応です。今後は65歳以上の人口割合がさらに高まり、医療・介護・福祉サービスの需要が増えることが予想されます。高齢者が安心して暮らせる交通手段や地域コミュニティの維持も重要になります。
また、川越市は入間川や荒川水系に近い地域もあり、大雨や台風時の浸水対策など災害対策も欠かせません。人口が集中する市街地では、避難体制や防災インフラの整備が今後さらに求められます。
交通面では、観光地として多くの来訪者が訪れることもあり、休日を中心に道路混雑が起こりやすい点が課題です。川越駅・本川越駅周辺や観光エリアでは、歩行者・自転車・車の動線整理も重要になります。
川越市は住みやすい街なのか
人口統計や都市機能の面から見ると、川越市は住みやすい街といえます。子育て環境では、保育施設や学校、公園、医療機関が一定数整っており、ファミリー層が暮らしやすい環境があります。
商業施設も充実しており、川越駅・本川越駅周辺には買い物や飲食に便利な施設が集まっています。日常生活に必要な買い物を市内で完結しやすい点は、住宅都市としての大きな魅力です。
交通アクセスも良好で、東武東上線、JR川越線、西武新宿線を利用できるため、池袋・新宿方面への通勤・通学にも対応しやすい街です。都心に近すぎず、生活コストや住環境のバランスを取りやすい点も評価できます。
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まとめ
川越市は、埼玉県内でも人口規模が大きい中核都市であり、東京都心へのアクセスの良さや充実した生活環境を背景に、多くの人が暮らす人気の街です。
近年は川越駅や本川越駅周辺を中心に住宅開発や商業施設の整備が進み、ファミリー層を中心とした住宅需要も安定しています。また、「小江戸」として全国的に知られる歴史的な街並みや豊富な観光資源も、川越市ならではの大きな魅力です。
一方で、全国的な少子高齢化の影響を受け、高齢者人口の増加や将来的な人口減少への対応が課題となっています。駅周辺では人口が増加する一方、郊外では高齢化や人口減少が進むなど、地域ごとの人口構造の違いも見られるようになっています。
今後は高齢化やインフラ維持といった課題への対応が求められますが、東京近郊都市としての利便性や暮らしやすさを活かしながら、埼玉県西部を代表する都市として安定した人気を維持していくことが期待されます。

X(旧: Twitter): @webkirin
1993年越谷生まれ。埼玉県越谷市を拠点に活動するWebマーケター。
普段は越谷市のデジタルマーケティングカンパニーCOUNTER株式会社を経営。「ローカルから最先端」というテーマを持ち活動中。データ分析と越谷への愛情は半端ないマーケティングオタク。