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    しらこばと水上公園のフリマに行ってきた|大勢のお客さんで賑わう巨大フリーマーケット

    越谷市のしらこばと水上公園で開かれるフリーマーケットに行ってきた。広い駐車場に車がずらりと並び、その横で荷物を広げて売る。その通りが何本もできる、という会場だ。

    訪れたのは2026年9月19日(土)。開始直後の9時すぐに着いたが、それでも人であふれていた。レトロ看板、1台100円のミニカー、1枚100円の古着、昭和のジャンプ、フィギュア、アンティーク雑貨。売られているものの幅が、とにかく広い。

    この記事ではフリマの開催概要、会場であるしらこばと水上公園の基本情報、買う側の回り方、そして出店する側の費用とルールまでまとめた。

    しらこばと水上公園のフリマとは

    しらこばと水上公園フリマの通り(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    会場は、しらこばと水上公園の第一駐車場。1,900台規模の舗装された駐車場をそのまま使うため、1回の開催で200〜300組が出店する。埼玉県内でも有数の規模のフリーマーケットだ。

    出店者は車を区画に停め、その横にシートやラック、テーブルを広げる「車横出し」というスタイル。車1台分がそのまま店になるので、扱う量が多く、品揃えが家庭の不用品の域を超えている店も多い。

    開催概要

    会場しらこばと水上公園(アルネットホームスマイルパークしらこばと)第一駐車場
    住所埼玉県越谷市小曽川985
    開催日主に土日・祝日。春〜初夏と秋を中心に、月1回〜数回
    開催時間9:00〜15:00(搬入8:00〜9:30)
    入場料無料
    駐車場無料・約1,900台(プール営業期間中は有料)
    出店数200〜300組
    出店料2,500円前後(車横出し・約5m×5m/主催団体により異なる)
    雨天時中止
    問い合わせしらこばと公園管理事務所 048-977-5151

    ※開催日・料金は主催団体ごとに異なります。最新情報は各主催団体の公式サイトでご確認ください。

    主催は12団体、持ち回りで開催

    このフリマは公園が主催しているわけではない。公園の公式サイトには、リベンジ、フリーマーケットバード、スマイル、ラズベリー(エコロジーネットワーク)、東京フリマなど12前後の団体が並び、それぞれが日程を押さえて開催している。

    そのため、同じ「しらこばと水上公園のフリマ」でも、主催によって出店料、受付時間、出店ルール、事前申込の要否が違う。出店を考えている人は、まず「どの団体の回に出るか」から選ぶことになる。

    入場も駐車場も無料

    買い物目的で行くなら費用はかからない。入場無料、駐車場も無料だ。公園の駐車場が夏のプール営業期間中は有料になるが、フリマが開催されるのはプール期間外が中心なので、基本的には無料で停められる。

    ただし開始直後は駐車場が混む。会場そのものが駐車場なので、来場者用のスペースは会場から少し離れた区画になることもある。

    9時の会場は、すでに人であふれていた

    しらこばと水上公園フリマの通り(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    フリマは9時開始。「開始直後なら空いているだろう」と思って行ったが、完全に読み違えた。

    車から荷物を出して売るスタイル。この通りが何本もある

    通りの両側に車が並び、その間を人が流れていく。上の写真の通りが、会場内に何本もあると考えてもらえばいい。奥はテントやハンガーラックが並び、どこまで続いているのか分からないほどだった。

    開始直後の9時。それでもこの人出だった

    常連らしき人は、開場前から並んで目当ての店に直行していく。古着やレコード、フィギュアなど「目的がはっきりしているもの」を狙う人ほど、早い時間に動いていた印象だ。

    フリマで何が売っているのか

    扱っているものの幅が、想像よりずっと広かった。実際に見かけたジャンルを写真とあわせて紹介する。

    レトロ看板

    しらこばと水上公園フリマのブリキ看板(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    ブリキのレトロ看板。1枚700円の値札が付いていた

    まず目を引いたのがレトロ看板。1枚700円。部屋に1枚飾るだけで雰囲気が変わるので、これは安い。

    しらこばと水上公園フリマのブリキ看板(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    NISSAN、SUZUKI、MICHELIN。「GARAGE SALE 10枚5,000円」の表示も

    車メーカーのロゴ看板やミシュランのタイヤ看板など、ガレージ系のデザインも多い。「10枚5,000円」というまとめ売りの札も出ていて、複数枚買う前提の価格設定になっていた。

    ミニカー・おもちゃ

    しらこばと水上公園フリマのミニカー(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    「名車ミニカー 1台100円」。カゴいっぱいに詰まっている

    子どもが夢中になるのがミニカーだ。カゴいっぱいのミニカーに「1台100円」の手書き札。フェラーリやトラック、パトカーまで混ざっていて、掘り出すだけで楽しい。

    しらこばと水上公園フリマのおもちゃ(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    カードゲーム、ぬいぐるみ、キャラクターグッズ。300円の値札が見える

    キャラクターカード、アンパンマンの絵本、ミッキーやドナルドのぬいぐるみ。300円前後の値付けが中心で、子ども連れが長く足を止めていた。

    化粧品・日用品

    しらこばと水上公園フリマの日用品(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    化粧水290円、オールインワンゲルは1個500円・3個1,200円

    生活用品もお得だ。化粧水290円、オールインワンゲルが1個500円、2個900円、3個1,200円。新品の在庫品を扱う店もあり、定価1,380円の商品が390円で並んでいた。

    この手の店は「雑貨店に近い出店」で、家庭の不用品を売る一般の出店者とは雰囲気が違う。まとめ買い前提の価格になっているので、家族や友人と行って分けるのが良さそうだ。

    古着

    しらこばと水上公園フリマの古着(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    本格的な古着のハンガーラック。シャツ、パンツが整然と並ぶ

    古着の充実ぶりは想像以上だった。チェックシャツ、コーデュロイ、ワークパンツなどがハンガーラックにきれいに掛けられ、古着屋の店先とほとんど変わらない。

    しらこばと水上公園フリマの古着(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    和柄シャツや着物地の反物を扱う店も

    猫柄のアロハシャツ、和柄シャツ、着物地や手ぬぐいなど、和物に特化した店もあった。大人も子どもも楽しめるのが古着エリアだ。

    1枚100円の古着に人だかり

    しらこばと水上公園フリマの古着(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    会場で最もにぎわっていた古着の店。1枚100円

    会場で一番人が集まっていたのが、この店。レジャーシートの上に古着を山盛りにして、1枚100円で売っている。

    値段が分かりやすいぶん、みんな手が止まらない。しゃがみ込んで山を掘り返す人、広げてサイズを確認する人で、人の輪が二重になっていた。フリマの醍醐味が一番濃く出ていた場所だ。

    昭和のマンガ雑誌

    しらこばと水上公園フリマの古いジャンプ(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    日焼けした古い週刊少年ジャンプは1つ1,000円。マニアにはたまらないだろう。

    しらこばと水上公園フリマの雑貨(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    このように無造作に置かれた店も多いが、こういう中にこそお宝は眠っている。きれいに陳列された店だけを見て回ると、かえって見逃す。

    フィギュア・ホビー

    しらこばと水上公園フリマのフィギュア(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    フィギュアとプラモデルがブルーシート一面に

    フィギュアの品揃えもこの通り。箱入りのプライズフィギュア、プラモデル、トレーディングカードがブルーシート一面に並ぶ。人気作品のものが中心で、専門店の棚を床に広げたような光景だった。

    アンティーク雑貨

    しらこばと水上公園フリマのアンティーク(SAITAMAZINE編集部にて撮影)

    絵画、アンティークドール、テディベア、バッグ。可愛い小物も揃う

    額入りの絵画、アンティークドール、テディベア、ビーズバッグ、陶器の猫。雑貨系の店は、並べ方そのものが作品のようになっていた。インテリアを探している人はこのタイプの店を重点的に回るといい。

    買う側の回り方

    9時前に着く

    開始は9時だが、実際には8時台から搬入と設営が進んでいる。良いものは午前中の早い時間になくなる。目当てのジャンルがあるなら、9時に会場にいる前提で動きたい。

    逆に、値下げ狙いなら14時以降。出店者は売れ残りを持ち帰りたくないので、終了間際は交渉が通りやすい。

    現金と小銭は多めに

    支払いは現金が基本。キャッシュレス対応の店はほとんどない。100円、500円といった価格帯が中心なので、千円札と小銭を多めに用意しておくと会計が早い。

    袋とエコバッグを持参

    袋をくれない店も多い。大きめのエコバッグかリュックがあると、両手が空いて次の店を見やすい。古着や本をまとめ買いすると一気に重くなる。

    値切りは無理のない範囲で

    • まとめ買いを前提に交渉する(3枚買うので◯円に、など)
    • 1点100円のような元から安い商品では値切らない
    • 終了間際は交渉が通りやすい
    • 断られたら引く。次の店を見たほうが早い

    服装と持ち物

    会場は日陰のないアスファルトの駐車場だ。歩く距離も長いので、歩きやすい靴が必須。日差しの強い時期は帽子と飲み物も用意したい。

    出店する側の情報

    ここからは出店を考えている人向けの情報。しらこばと水上公園のフリマは、初めてでも出店しやすい会場だ。

    出店料と区画

    出店料2,500円前後(主催団体により異なる)
    区画サイズ約5m×5m(車1台+販売スペース)
    募集店数200〜300組
    受付開始8:00頃
    搬入時間8:00〜9:30
    販売時間9:00〜15:00

    最大の利点は「車を区画に入れたまま出店できる」こと。荷物の積み下ろしが不要で、売れ残りもそのまま積んで帰れる。初心者が最もつまずく搬入・撤収の負担が、ここでは小さい。

    申し込みの流れ

    • 開催日程を確認し、どの主催団体の回に出るかを決める
    • その団体の公式サイトから申し込む(事前申込が必要な回と、当日受付の回がある)
    • 当日は受付時間までに到着し、指定された区画に車を停める
    • 9:30までに設営を終える

    人気の回は早期に埋まる。出店を決めたら早めに押さえたい。

    何が売れるのか

    当日見た限り、人が集まっていたのは価格が分かりやすい店だった。「1枚100円」「1台100円」のように、一目で判断できる値付けの店に人だかりができる。

    • 古着(特に低単価のまとめ売り)
    • 子ども向けのおもちゃ、キャラクターグッズ
    • レトロ雑貨、看板、アンティーク
    • フィギュア、カード、ホビー
    • 化粧品や日用品の在庫品

    逆に、値札がなく1点ずつ聞かないと分からない店は、人が素通りしていた。値札は必ず付けたほうがいい。

    出せないもの

    • 営利目的の出店(主催により規定が異なる)
    • 刃物などの危険物
    • 食品・農産物・ペットフード
    • 法令で販売が禁止されているもの

    ※禁止品目は主催団体ごとに定められています。申込時に必ず確認してください。

    初出店で用意したいもの

    • レジャーシートまたは折りたたみテーブル
    • ハンガーラック(衣類を売る場合は売上が変わる)
    • 値札とマジック
    • 釣り銭(100円玉を多めに)
    • レジ袋
    • 日除けのタープ、椅子、飲み物

    しらこばと水上公園の基本情報

    公園の概要

    しらこばと水上公園は、越谷市とさいたま市岩槻区にまたがる埼玉県営の都市公園。名前は埼玉県民の鳥「シラコバト」に由来する。

    ネーミングライツにより、公園全体の愛称は「アルネットホームスマイルパークしらこばと」、プール施設は「アルネットホームアクアパークしらこばと」となっている。

    最大の特徴は夏のプールで、県営プールとしては最大規模。プールの種類も多く、毎年夏は県内外から人が集まる。

    アクセス

    所在地埼玉県越谷市小曽川985
    電車・バス東武スカイツリーライン「越谷駅」西口から朝日バス「水上公園入口」下車、徒歩10分(大人320円)
    東武アーバンパークライン「岩槻駅」東口から朝日バス「水上公園入口」下車、徒歩10分(大人370円)
    東北自動車道 岩槻ICから約15分
    駐車場約1,900台(プール期間外は無料)
    休園日月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始。プール営業期間中は無休
    電話048-977-5151(8:30〜17:15)

    フリマ以外の楽しみ方

    公園にはプールのほか、釣り場やテニスコート、広い芝生広場がある。フリマの前後に園内を歩いたり、買ったものを広げて休憩したりできるのは、公園開催ならではだ。

    夏はプール、秋冬はフリマやイベント。1つの公園が季節ごとに役割を変えるのが、しらこばと水上公園のおもしろさだと思う。

    まとめ

    しらこばと水上公園のフリマは、規模、価格、ジャンルの幅、どれを取っても「一度は行っておく価値がある」会場だった。

    1台100円のミニカー、1枚100円の古着、700円のレトロ看板。値段だけ見れば安いが、そこにあるのは「誰かが手放したものが、次の誰かのところへ移っていく」場面の連続だ。出店する側にとっても、2,500円で自分の店を一日持てる場所でもある。

    何かを始めてみたい人にとって、これ以上ないくらい敷居の低い挑戦の場だと思う。SAITAMAZINEは、こうした小さな挑戦が生まれる場所をこれからも記録していく。

    次の開催日は主催団体のサイトで確認できる。天気の良い週末に、袋と小銭を持って出かけてみてほしい。

    ライター
    たけと

    兵庫県神戸市出身。都会の喧騒を離れ、たどり着いた新天地・蒲生(越谷市)で第二の人生を謳歌する元商社マン。 長野出身の妻、そして年子(0歳・1歳)の育児に奮闘しながら、越谷の心地よさを日々実感しています。満洲の餃子をこよなく愛する、自称・越谷の関西代表。

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