羽生市の人口は?人口推移・年齢別割合・人口密度を解説

「羽生市の人口は何人いるの?」「人口は増えている?それとも減っている?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
羽生市は埼玉県北東部に位置し、豊かな自然と落ち着いた住環境が魅力の街です。一方で、少子高齢化や人口減少が進んでおり、人口構成は少しずつ変化しています。
住まいや移住先を検討する際には、人口の推移や年齢別割合、人口密度などのデータを確認することで、街の将来性や暮らしやすさをより具体的に把握できます。
この記事では、羽生市の最新人口や人口推移、年齢別人口、人口密度、人口分布、今後の将来性について、最新の統計データをもとにわかりやすく解説します。
羽生市の人口は何人?【最新人口統計】

羽生市は埼玉県北東部に位置し、自然環境と交通利便性を兼ね備えた街です。人口は近年ゆるやかな減少傾向にありますが、工業団地や商業施設の立地により一定の人口規模を維持しています。
ここでは、羽生市の最新人口や世帯数、男女比、埼玉県内での人口順位について詳しく解説します。
羽生市の総人口
羽生市の人口は53,497人※1です。世帯数は約2万4,000世帯で、核家族化や単身世帯の増加を背景に、人口が減少する一方で世帯数は比較的安定した推移を見せています。
男女比は女性がやや多く、全国的な傾向と同様に高齢世代では女性人口の割合が高くなっています。一方で、生産年齢人口では男女比に大きな差は見られません。
※1: 羽生市の人口 | 羽生市
羽生市の人口割合
羽生市の人口構成を見ると、男性と女性の割合はほぼ均等です。男性は約49%、女性は約51%となっており、大きな偏りはありません。
女性の割合がやや高い理由としては、高齢者人口において女性の平均寿命が長いことが挙げられます。そのため、高齢化が進む地域ほど女性比率が高くなる傾向があります。
外国人住民も年々増加しており、外国人人口比率は約5%となっています。製造業や物流業を中心に多くの外国人が働いており、ベトナム、ネパール、中国、パキスタンなどさまざまな国籍の住民が生活しています。
羽生市は埼玉県で人口何位?
羽生市は埼玉県内では人口規模が中位から下位に位置しており、市町村別人口ランキングでは40位台後半となっています。県南部の大都市と比較すると人口は少ないものの、県北地域では一定の人口規模を持つ自治体です。
近隣自治体と比較すると、加須市や久喜市は羽生市より人口が多く、行政・商業機能も集積しています。一方、行田市とは人口規模が比較的近く、生活圏や通勤・通学圏として相互のつながりが見られます。
それぞれの人口規模を比較すると、久喜市は約15万人、加須市は約11万人、行田市は約7万人で、羽生市は約5万人台となっています。県北エリアではコンパクトな都市でありながら、東北自動車道のインターチェンジや東武伊勢崎線、秩父鉄道など交通アクセスにも恵まれており、生活しやすい住宅都市としての特徴を持っています。
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羽生市の人口推移~昔から現在までの変化~
羽生市の人口は、長期的に見ると1960年以降に増加を続けてきましたが、2005年頃を境に減少傾向へ転じています。近年は大きく急減しているというより、ゆるやかに人口が減少している状態です。
羽生市の人口ビジョンでも、総人口は2005年に減少へ転じたとされています。
羽生市の人口推移グラフ
羽生市の人口推移をグラフ化すると、1970年代から1990年代にかけて増加し、1995年〜2000年代前半にかけてピークに近い水準となった後、徐々に減少している流れが見えます。
高度経済成長期から平成初期にかけては、住宅地の拡大や地域産業の発展により人口が増加しました。しかし、2000年代以降は少子高齢化や若年層の流出の影響を受け、人口は横ばいから減少傾向に変化しています。
2020年国勢調査では羽生市の人口は52,862人で、2015年から2020年にかけての人口増減比率は96.3%となっており、5年間で人口が減少しています。
なぜ羽生市の人口は変化した?
羽生市の人口が変化した背景には、交通環境、産業構造、都市部への人口流出などが関係しています。
羽生市には東武伊勢崎線と秩父鉄道が通っており、羽生駅を中心に周辺地域との移動がしやすい環境があります。一方で、東京都心への通勤利便性では県南部の都市と比べると距離があり、東京通勤圏として大きく人口を伸ばしてきた地域とは少し性格が異なります。
また、羽生市は工業や商業も一定の役割を持つ地域ですが、若年層が進学や就職をきっかけに都市部へ移動しやすいことも、人口減少の要因のひとつです。郊外部では住宅地や農村地域の高齢化も進み、世帯数は維持されても人口そのものは減りやすい傾向があります。
羽生市の人口減少は始まっている?
羽生市の人口減少はすでに始まっているといえます。国勢調査ベースでは2005年以降に減少へ転じ、直近でもゆるやかな減少傾向が続いています。
将来推計でも、羽生市の人口は今後さらに減少すると見込まれています。生活ガイドの将来推計では、2050年の羽生市の人口は38,541人とされており、現在よりも人口規模が小さくなる見通しです。
人口減少の大きな要因は、出生数の減少と高齢化です。高齢者人口の割合が高まる一方で、子ども世代や生産年齢人口が減少すると、地域経済、公共交通、医療・福祉、空き家対策などにも影響が出やすくなります。
そのため、羽生市では今後、若年層や子育て世帯の定住促進が重要なテーマになると考えられます。
羽生市の人口密度は高い?低い?
人口密度は、1平方キロメートルあたりに何人が住んでいるかを示す指標で、街の混雑状況や住環境を知るうえで参考になります。
羽生市は埼玉県内では人口密度が比較的低く、住宅地や農地がバランスよく広がる、ゆとりのある街並みが特徴です。
羽生市の人口密度
羽生市の人口密度は約901人/km²です。市域面積は58.64km²で、人口約5万3,000人が暮らしています。
一方、埼玉県全体の人口密度は約1,942人/km²となっており、羽生市は県平均の半分程度です。東京都心に近い県南部の都市と比べると人口が集中しておらず、比較的ゆったりとした住環境が整っています。
埼玉県内の人口密度ランキングでも羽生市は下位グループに位置しており、住宅都市でありながら自然環境を身近に感じられる地域といえます。
人口密度が高いエリア
羽生市内では、東武伊勢崎線と秩父鉄道が乗り入れる羽生駅周辺に人口が集まっています。駅周辺にはマンションや戸建て住宅、行政施設、商店街などが集積しており、市内でも人口密度が高いエリアです。
また、大型商業施設が立地するイオンモール羽生周辺や、幹線道路沿いの住宅地も居住人口が比較的多い地域です。商業施設や生活利便施設が充実していることから、ファミリー層を中心に住宅開発が進んでいます。
そのほか、市街地を中心とした住宅密集地では公共施設や学校、医療機関も集まっており、日常生活の利便性が高いエリアとなっています。
人口密度から見る住みやすさ
羽生市は人口密度が比較的低いため、市街地でも過度な混雑が少なく、落ち着いた生活環境が魅力です。住宅地にはゆとりがあり、広めの敷地を確保しやすい点も特徴といえます。
生活利便性の面では、羽生駅周辺やイオンモール羽生などの商業施設を中心に、買い物や飲食、医療サービスを利用しやすい環境が整っています。
また、東武伊勢崎線や秩父鉄道に加え、東北自動車道羽生インターチェンジも利用できるため、鉄道・自動車ともに交通アクセスは良好です。
人口密度が低いことで自然環境も多く残されており、子育て世帯や静かな住環境を求める人にとって暮らしやすい街といえるでしょう。一方で、公共交通や商業施設は市街地に集中しているため、郊外では自動車が生活に欠かせない地域もあります。
羽生市の人口を年齢別に分析
羽生市の人口を年齢別に見ると、子ども世代や生産年齢人口が減少する一方で、高齢者人口の割合が高まっていることがわかります。
埼玉県内でも高齢化が進んでいる地域のひとつであり、今後は子育て世帯の定住促進や、高齢者が暮らしやすい地域づくりが重要になります。
年齢別人口割合
羽生市の年齢別人口割合は、0〜14歳の子ども世代が少なく、15〜64歳の生産年齢人口が中心となり、65歳以上の高齢者人口が約3割を占める構成です。
0〜14歳の年少人口は、少子化の影響を受けて長期的に減少傾向にあります。子どもの数が減ることで、将来的には学校運営や地域コミュニティの維持にも影響が出る可能性があります。
15〜64歳の生産年齢人口も、1990年代以降は割合が低下しています。羽生市の人口ビジョンでも、生産年齢人口の割合は1990年・1995年をピークに減少しているとされています。
65歳以上の高齢者人口は増加傾向にあり、羽生市の第6次総合振興計画では、2020年時点の高齢化率は31.3%とされています。
高齢化率は高い?
羽生市の高齢化率は、全国平均や埼玉県平均と比べても高めです。内閣府の高齢社会白書では、2023年10月1日時点の全国の高齢化率は29.1%とされています。
一方、羽生市の高齢化率は2020年時点で31.3%とされており、全国平均を上回る水準です。さらに、埼玉県の資料では羽生市の高齢化率は29.9%で、埼玉県平均の1.1倍とされています。
埼玉県全体では県南部に若年層やファミリー層が集まりやすい一方、県北・県東部では高齢化が進みやすい傾向があります。羽生市もこの傾向に含まれ、今後も高齢者人口の割合は高まっていく可能性があります。
子育て世帯は多い?
羽生市は、県南部のベッドタウンと比べると子育て世帯の割合が特別に多い地域ではありません。ただし、住宅地にはゆとりがあり、戸建て住宅を中心に落ち着いた環境で暮らしやすい点は、ファミリー層にとって魅力です。
市内には保育園、幼稚園、小学校、中学校などの教育施設があり、日常的な子育て環境は一定程度整っています。また、イオンモール羽生などの大型商業施設もあり、買い物や休日のお出かけ先に困りにくい点も子育て世帯にとってメリットです。
一方で、年少人口は減少傾向にあるため、今後は若い世代や子育て世帯に選ばれる住宅環境づくりが重要になります。羽生市は人口密度が比較的低く、自然環境や住宅のゆとりを感じやすい街であるため、落ち着いた子育て環境を求める世帯には向いている地域といえるでしょう。
羽生市の人口分布~どの地域に人が多い?~
羽生市では、市内全域に人口が均等に分布しているわけではなく、鉄道駅や商業施設の周辺に人口が集中しています。
一方で、市街地から離れた郊外や農村地域では人口減少や高齢化が進んでおり、地域によって人口動向に違いが見られます。
人口が多い地区
羽生市内で最も人口が集まっているのは、東武伊勢崎線と秩父鉄道が乗り入れる羽生駅周辺です。駅周辺にはマンションや戸建て住宅、行政施設、医療機関、商店などが集積しており、通勤・通学や買い物の利便性が高いことから、市内でも居住人口が多いエリアとなっています。
また、羽生駅周辺から続く中心市街地にも多くの住宅が立地しています。古くから市の中心として発展してきた地域であり、公共施設や学校、金融機関など生活に必要な施設がまとまっていることが特徴です。
さらに、市内西部にあるイオンモール羽生周辺などの商業施設エリアも人口が増えている地域の一つです。大型商業施設を中心に住宅開発が進み、利便性の高さからファミリー世帯の居住も増えています。
人口増加エリア
羽生市では市全体として人口は減少傾向にありますが、一部では住宅開発に伴って人口が増えている地域もあります。
新興住宅地では、新築戸建て住宅の分譲が進み、若い世代や子育て世帯の転入が見られます。比較的広い土地を確保しやすく、住宅価格も県南部より抑えられていることから、マイホームを求める世帯に選ばれています。
また、道路整備や区画整理が行われたエリアでは、新たな住宅地の形成が進んでいます。交通利便性の向上により居住環境が改善され、住宅需要を支える要因となっています。
商業施設周辺でも新築住宅の供給が続いており、生活利便性を重視する世帯を中心に人口が維持されています。市全体では人口減少が続いているものの、利便性の高いエリアでは一定の住宅需要が見られます。
人口減少が進む地域
人口減少が目立つのは、市街地から離れた郊外や農村エリアです。農業地域では若年層の都市部への転出が続き、高齢化が進行しているため、人口減少が顕著になっています。
特に高齢化が進む地域では、高齢者のみの世帯や単身高齢者世帯が増加しています。出生数の減少も重なり、地域コミュニティや公共サービスの維持が今後の課題となっています。
また、人口減少に伴い空き家が増加する地域も見られます。空き家は防災や景観の面でも課題となるため、羽生市では空き家対策や移住・定住促進施策などを進めています。
今後は、利便性の高い市街地への人口集約と、郊外地域の活性化をどのように両立させるかが、羽生市のまちづくりにおける重要なテーマとなるでしょう。
羽生市の人口統計から見る今後の将来性
羽生市は、長期的には人口減少と高齢化が進む可能性が高い地域です。
一方で、住宅地としての落ち着きや大型商業施設の利便性、鉄道・高速道路のアクセスなど、暮らしやすさにつながる要素もあります。今後は、若年層や子育て世帯に選ばれる街づくりが重要になります。
羽生市は今後も人口増加する?
羽生市の人口は、今後大きく増加するというより、ゆるやかな減少傾向が続くと考えられます。すでに人口はピーク時から減少に転じており、将来人口推計でも少子高齢化の影響を受けながら人口規模が縮小していく見通しです。
住宅需要については、市全体で急激に増えるというより、羽生駅周辺や大型商業施設の周辺、新興住宅地など、生活利便性の高いエリアに集中しやすいと考えられます。県南部と比べて土地や住宅価格にゆとりがあるため、戸建て志向のファミリー層には一定の需要があります。
一方で、若年層は進学や就職をきっかけに市外へ流出しやすい傾向があります。そのため、羽生市が人口を維持していくには、子育て支援や雇用環境の充実、生活利便性の向上によって、若い世代の転入・定住を促すことが重要です。
羽生市の課題
羽生市の大きな課題は、少子高齢化の進行です。子ども世代や生産年齢人口が減少し、高齢者人口の割合が高まることで、地域経済や医療・福祉、公共サービスへの負担が大きくなる可能性があります。
商業面では、イオンモール羽生のような大型商業施設がある一方で、中心市街地のにぎわい維持が課題です。郊外型商業施設に人が集まりやすくなると、駅前や既存商店街の集客力が弱まりやすいため、地域全体での商業活性化が求められます。
また、人口減少が進むと、公共交通や道路、上下水道、公共施設などのインフラ維持も課題になります。特に郊外・農村エリアでは自動車移動への依存度が高く、高齢者の移動手段をどう確保するかも重要なテーマです。
羽生市は住みやすい街なのか
羽生市は、落ち着いた住環境を求める人にとって住みやすい街といえます。人口密度が比較的低く、住宅地にもゆとりがあるため、静かに暮らしたい人や戸建て住宅を検討しているファミリー層に向いています。
子育て環境については、保育施設や学校、公園などが整っており、日常生活の中で子どもを育てやすい環境があります。また、大型商業施設があることで、買い物や休日の外出先にも困りにくい点は大きなメリットです。
都心アクセスについては、県南部の都市ほど便利ではありませんが、東武伊勢崎線や秩父鉄道、東北自動車道を利用できるため、鉄道・車の両面で移動手段があります。
都心通勤を最優先する人にはやや距離がありますが、生活コストや住環境とのバランスを重視する人には、魅力のある街といえるでしょう。
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まとめ
羽生市は、埼玉県北東部に位置する中規模の人口都市で、自然豊かな住環境と生活利便性を兼ね備えた街です。人口は2000年代半ばをピークに減少傾向へ転じており、今後も少子高齢化の進行に伴って人口減少が続くと予測されています。
一方で、羽生駅周辺やイオンモール羽生周辺を中心に生活環境が整っており、住宅価格も比較的手頃なことから、ファミリー層を中心に一定の住宅需要があります。
人口統計から見ると、今後は若年層の定住促進や地域活性化が課題となるものの、落ち着いた住環境と暮らしやすさを重視する人にとって魅力のある街といえるでしょう。

X(旧: Twitter): @webkirin
1993年越谷生まれ。埼玉県越谷市を拠点に活動するWebマーケター。
普段は越谷市のデジタルマーケティングカンパニーCOUNTER株式会社を経営。「ローカルから最先端」というテーマを持ち活動中。データ分析と越谷への愛情は半端ないマーケティングオタク。