さいたま市 07/06(月)
  • 21°
  • 飯能市の人口は?人口推移・年齢別割合・人口密度を解説

    飯能市の人口は?人口推移・年齢別割合・人口密度を解説

    「飯能市の人口は何人?」「人口は増えている?減っている?」「住みやすい街なの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

    飯能市は埼玉県西部に位置し、豊かな自然環境と都心へのアクセスを兼ね備えた都市として知られています。一方で、近年は少子高齢化や人口減少が進んでおり、将来の人口動向にも注目が集まっています。

    そこで本記事では、飯能市の最新人口や人口推移、年齢別人口、人口密度、地域ごとの人口分布、今後の将来性まで、最新の人口統計をもとにわかりやすく解説します。

    飯能市への移住や住宅購入を検討している方はもちろん、地域の特徴を知りたい方もぜひ参考にしてください。

    飯能市の人口は何人?【最新人口統計】

    飯能市は埼玉県南西部に位置し、豊かな自然環境と都市機能が共存する街です。近年は少子高齢化や人口減少の影響を受けながらも、都心へのアクセスや住環境の良さから移住先としても注目されています。

    ここでは、飯能市の最新人口や世帯数、男女比、人口割合、埼玉県内での人口順位について詳しく解説します。

    飯能市の総人口

    2026年6月1日現在の飯能市の人口は77,147人です。総世帯数は36,784世帯となっており、埼玉県内では中規模の自治体に位置付けられます。人口は長期的には緩やかな減少傾向にありますが、自然豊かな住環境や子育て環境を求める世帯から一定の需要があります。

    飯能市の人口・世帯数は以下のとおりです。

    • 最新人口:77,147人
    • 世帯数:36,784世帯
    • 男性:38,470人
    • 女性:38,677人

    男女比を見ると女性がわずかに多く、全国的な人口構成と同様の傾向となっています。

    飯能市の人口割合

    飯能市の人口割合は、男性が約49.9%、女性が約50.1%となっており、男女比はほぼ均等です。女性がやや多いものの、大きな偏りはありません。

    また、外国人人口は市全体から見ると大きな割合ではありませんが、技能実習や就労、留学などを目的とした外国人住民が暮らしており、多文化共生に向けた取り組みも進められています。

    外国人人口比率は県南部の大都市と比べると低めですが、近年は緩やかな増加傾向が見られます。

    飯能市は埼玉県で人口何位?

    飯能市は埼玉県内では人口約7万7千人規模の自治体で、人口順位は中位グループに位置しています。人口30万人を超える都市と比べると規模は小さいものの、西部地域では生活拠点として重要な役割を担っています。

    近隣自治体と比較すると、以下のような特徴があります。

    • 所沢市:人口約34万人で、県内有数の人口規模を誇る都市です。東京都への通勤・通学需要が高く、飯能市より大幅に人口が多くなっています。
    • 入間市:人口約14万人で、飯能市のおよそ2倍近い人口を抱える住宅都市です。
    • 日高市:人口約5万人で、飯能市より人口は少ないものの、生活圏や経済圏の結び付きが強い自治体です。
    • 青梅市(東京都):人口約12万人で、多摩地域西部の中核都市として飯能市と交流が盛んです。

    飯能市は大都市ほど人口は多くありませんが、豊かな森林やアウトドア環境、都心までのアクセスの良さを兼ね備えた都市として、埼玉県西部の中でも独自の魅力を持つ自治体といえるでしょう。

    関連記事: 埼玉の人口はなぜ増え続けるのか?市町村ランキングと人口推移から見える「首都圏最大の住宅県」

    飯能市の人口推移~昔から現在までの変化~

    飯能市の人口は、かつて増加傾向にありましたが、2000年代半ばをピークに減少局面へ入っています。都心通勤圏として発展してきた一方で、近年は少子高齢化や山間部の人口減少が課題となっています。

    飯能市の人口推移

    飯能市の人口は、1985年の66,550人から増加を続け、2005年には84,860人でピークを迎えました。その後は緩やかな減少に転じ、2020年の国勢調査では80,361人となっています。飯能市の人口ビジョンでも、2005年を人口のピークとし、それ以降は減少傾向に入っていると整理されています。

    高度経済成長期以降、飯能市は西武池袋線による都心アクセスの良さを背景に、郊外住宅地として人口を増やしてきました。特に飯能駅・東飯能駅周辺や住宅地開発が進んだエリアでは、都心へ通勤しながら自然の多い環境で暮らせる街として一定の需要がありました。

    なぜ飯能市の人口は変化した?

    飯能市の人口が増加した背景には、都心通勤圏としての立地があります。西武池袋線を利用すれば池袋方面へアクセスできるため、都内に通勤・通学する人の住宅地として選ばれてきました。また、市内には森林や河川などの自然環境が多く、都市部に近いながらも落ち着いた暮らしができる点も魅力です。

    一方で、近年は郊外住宅地全体で人口増加の勢いが弱まり、若年層の流出や出生数の減少が影響しています。飯能市の場合、駅周辺などの都市部は比較的人口が維持されやすいものの、山間部では人口減少が進みやすい傾向があります。市の人口ビジョンでも、都市部はほぼ横ばいに近い一方、山間部では人口減少が大きいとされています。

    飯能市の人口減少は始まっている?

    飯能市の人口減少はすでに始まっています。市の人口ビジョンによると、2005年の84,860人をピークに人口は減少へ転じ、2020年には80,361人まで減少しました。さらに社人研の将来推計では、2050年には約64,000人まで減少すると見込まれています。

    ただし、急激に人口が減っているというよりは、長期的に緩やかに減少している段階です。今後は、少子高齢化の進行により自然減が続きやすくなる一方、移住・定住施策や子育て世帯の流入をどれだけ促せるかが重要になります。

    飯能市は自然環境を活かした暮らしや都心アクセスのバランスに強みがあるため、人口減少対策では「住みたい街」としての魅力発信が大きなポイントになるでしょう。

    飯能市の人口密度は高い?低い?

    飯能市は埼玉県内でも面積が広い自治体で、市域の約7割以上を森林が占めています。そのため、人口密度は県内平均と比べると低く、都市部と自然豊かな山間部で人口の分布に大きな違いがあるのが特徴です。

    ここでは、飯能市の人口密度や人口が集中するエリア、住みやすさについて解説します。

    飯能市の人口密度

    飯能市の面積は約193.05km²で、人口密度は1km²あたり約400人です。一方、埼玉県全体の人口密度は約1,940人/km²であり、飯能市は県平均の約5分の1程度となっています。これは県内でも比較的人口密度が低い自治体であることを示しています。

    人口密度が低い理由は、市域の大部分が山林や自然公園で構成されているためです。住宅地や商業地は市街地に集中しており、市全体ではゆとりある土地利用が行われています。都市部の利便性と豊かな自然環境が共存している点は、飯能市ならではの特徴といえるでしょう。

    人口密度が高いエリア

    飯能市の中でも人口が集中しているのは、飯能駅周辺東飯能駅周辺です。これらのエリアにはマンションや戸建て住宅、商業施設、行政施設が集まり、市内でも利便性の高い生活環境が整っています。西武池袋線やJR八高線が利用できるため、通勤・通学の拠点としても人気があります。

    また、双柳や美杉台などの住宅地集積エリアにも比較的多くの人が暮らしています。一方で、名栗地区をはじめとする山間部では人口密度が低く、集落が点在する地域が多く見られます。都市計画でも、市街地に人口が集まり、郊外や山間部では人口密度が低い状況が示されています。

    人口密度から見る住みやすさ

    人口密度が低いことは、ゆとりある住環境につながっています。住宅同士の間隔に余裕があり、公園や森林、河川など自然を身近に感じながら生活できることは、飯能市の大きな魅力です。アウトドアや子育てを重視する世帯からも人気があります。

    一方で、生活利便性はエリアによって異なります。飯能駅や東飯能駅周辺にはスーパーや飲食店、医療機関、公共施設などが集まり、日常生活に必要な施設が充実しています。

    また、西武池袋線を利用すれば池袋方面へアクセスしやすく、都心への通勤・通学も可能です。反対に山間部では商業施設や公共交通が限られるため、自動車を利用した生活が中心となります。

    このように飯能市は、「駅周辺の利便性」と「自然豊かな住環境」の両方を兼ね備えた街です。人口密度が低いことは決して不便さだけを意味するものではなく、ゆったりとした暮らしを求める人にとっては大きな魅力となっています。

    飯能市の人口を年齢別に分析

    飯能市では全国の多くの自治体と同様に少子高齢化が進んでいます。一方で、都心へのアクセスと豊かな自然環境を兼ね備えていることから、子育て世帯や移住希望者からも注目されている地域です。

    ここでは、年齢別人口の割合や高齢化率、子育て世帯の特徴について詳しく見ていきましょう。

    年齢別人口割合

    2020年国勢調査によると、飯能市の年齢別人口割合は以下のようになっています。

    • 0〜14歳:約10.8%
    • 15〜64歳(生産年齢人口):約56.6%
    • 65歳以上:約32.6%

    生産年齢人口が市全体の半数以上を占めていますが、65歳以上の割合も3割を超えており、高齢化が進行していることが分かります。一方、15歳未満の人口割合は全国平均と比べてもやや低く、出生数の減少が人口構造に影響を与えています。

    高齢化率は高い?

    飯能市の高齢化率は約32%で、全国平均(約29%)埼玉県平均(約27%)を上回っています。特に山間部では高齢化が顕著で、若年層の転出や自然減によって人口減少が進む地域も少なくありません。

    一方で、飯能駅周辺や東飯能駅周辺では比較的若い世代や子育て世帯も暮らしており、市街地と山間部では人口構成に違いがあります。今後は高齢者向けの医療・福祉サービスの充実に加え、若年世代の定住促進が重要な課題となっています。

    子育て世帯は多い?

    飯能市は埼玉県内でも自然環境に恵まれた自治体であり、子どもをのびのび育てたいと考えるファミリー層から一定の人気があります。保育園や幼稚園、小中学校が市街地を中心に整備されているほか、放課後児童クラブや子育て支援施設なども充実しています。

    また、飯能駅周辺や美杉台、双柳地区などでは住宅地の整備が進み、戸建住宅を中心としたファミリー向け住宅も多く供給されてきました。都心へのアクセスと自然豊かな住環境を両立できることから、近年はテレワークの普及を背景に移住先として選ばれるケースも増えています。

    一方で、市全体としては出生数の減少が続いており、子育て世帯の割合は大幅な増加には至っていません。そのため、子育て支援制度の充実や移住促進施策を通じて、若い世代の定住を促す取り組みが今後も重要になるでしょう。

    飯能市の人口分布~どの地域に人が多い?~

    飯能市は市域の約75%を森林が占める広大な自治体であり、人口は市内全域に均等に分布しているわけではありません。鉄道駅周辺の市街地に人口が集中する一方、山間部では人口減少や高齢化が進んでいます。

    ここでは、人口が多い地域や人口増減の傾向について解説します。

    人口が多い地区

    飯能市で最も人口が集中しているのは飯能駅周辺です。市役所をはじめとする行政施設や商業施設、医療機関が集まり、西武池袋線の利用による都心へのアクセスも良好なことから、市内の中心市街地として発展しています。

    駅周辺にはマンションや戸建住宅も多く、利便性を重視する世帯に人気があります。

    東飯能エリアも人口の多い地域の一つです。西武池袋線とJR八高線が利用できる交通の要所であり、通勤・通学の利便性が高いことから住宅地が広がっています。スーパーや教育施設も充実しており、子育て世帯にも選ばれています。

    また、双柳・美杉台エリアは比較的新しい住宅地が形成されている地域です。閑静な住環境と生活利便性のバランスが良く、ファミリー層を中心に安定した人口を維持しています。

    人口増加エリア

    飯能市全体では人口減少が続いていますが、市内でも人口が比較的維持されている地域があります。その代表が飯能駅や東飯能駅周辺の新興住宅地です。交通アクセスの良さに加え、生活インフラが整っていることから、住宅需要が一定数あります。

    また、駅周辺ではマンション建設や宅地開発などが進められ、再開発・宅地造成地域では若い世代や子育て世帯の流入が見られます。近年はテレワークの普及により、自然環境と都市へのアクセスを両立できる住環境を求めて移住する人も増えています。

    市では定住促進や子育て支援などの施策も進めており、今後も駅周辺を中心に人口維持が期待されています。

    人口減少が進む地域

    人口減少が特に進んでいるのは、名栗地区をはじめとする山間部エリアです。森林が広がる自然豊かな地域ですが、若年層の転出や出生数の減少により人口が減少し、高齢化も進行しています。公共交通の利用者減少や生活インフラの維持も課題となっています。

    また、市街地から離れた高齢化が進む郊外地域でも人口減少が見られます。住宅団地の住民が高齢化し、世帯人数の減少や空き家の増加が課題となっている地域もあります。

    このように飯能市では、市街地への人口集中と山間部・郊外での人口減少という二極化が進んでいます。今後は駅周辺の活性化とともに、中山間地域の生活環境を維持するための取り組みが重要になるでしょう。

    飯能市の人口統計から見る今後の将来性

    飯能市は豊かな自然と都心へのアクセスを兼ね備えた魅力的な街ですが、人口統計を見ると今後は少子高齢化や人口減少への対応が重要なテーマとなります。

    一方で、移住・定住施策や子育て支援を積極的に進めており、人口減少を緩やかにする取り組みも行われています。ここでは、飯能市の将来性について人口統計をもとに解説します。

    飯能市は今後も人口維持できる?

    飯能市の人口は2005年頃をピークに減少へ転じており、市の人口ビジョンでも今後は人口減少が続くと推計されています。特に生産年齢人口(15〜64歳)は減少し、高齢者人口の割合はさらに高まる見込みです。

    2050年頃には高齢化率が4割を超えると予測されており、人口規模の縮小は避けられないと考えられています。

    こうした状況を受け、飯能市では移住・定住促進や子育て支援、地域産業の活性化などに取り組んでいます。自然豊かな住環境や、西武池袋線を利用した都心へのアクセスの良さを生かし、「暮らしたい街」としての魅力向上を目指しています。近年ではテレワークの普及も追い風となり、都市部からの移住先として注目される機会も増えています。

    住宅需要については、市街地を中心に一定のニーズが見込まれます。特に飯能駅・東飯能駅周辺では住宅供給が続いており、利便性を重視するファミリー層やシニア世帯からの需要が期待されています。一方で、山間部では空き家の増加や住宅需要の縮小が課題となっています。

    飯能市の課題

    飯能市が抱える最大の課題は、少子高齢化の進行です。出生数の減少により若年人口は減少傾向にあり、高齢者の割合は年々高まっています。このまま人口減少が続くと、地域経済の担い手不足や地域コミュニティの維持が難しくなることが懸念されています。

    また、名栗地区などの山間部では人口減少がより深刻です。若年層の転出や高齢化によって集落の維持が難しくなる地域もあり、公共交通や医療、買い物環境の確保が大きな課題となっています。

    さらに、人口減少はインフラ維持にも影響します。道路や上下水道、公共施設などを現在と同じ規模で維持することは財政面で負担が大きくなるため、将来的には効率的な都市づくりやコンパクトシティの考え方が重要になるでしょう。

    飯能市は住みやすい街なのか

    人口減少という課題はあるものの、飯能市は住みやすさという点では多くの魅力があります。市域の大半を森林が占める自然豊かな環境でありながら、池袋方面へ電車でアクセスしやすく、都市と自然のバランスが取れた生活を送ることができます。

    また、保育施設や教育機関、子育て支援制度も整備されており、子どもを自然の中で育てたいと考えるファミリー層にも適した環境です。駅周辺には商業施設や医療機関も集まっているため、日常生活の利便性も確保されています。

    今後は人口減少への対応が求められる一方で、移住・定住施策や地域資源を生かしたまちづくりが進めば、飯能市は「自然環境を重視しながら都心へ通勤できる街」として、今後も一定の居住ニーズを維持していく可能性があります。

    関連記事: 飯能市の住みやすさは?10年以上住んで分かるムーミンの街の治安・北欧の自然・家賃を解説

    まとめ

    飯能市は埼玉県西部に位置し、豊かな自然環境と都市機能が調和した魅力ある街です。人口は2000年代半ばをピークに緩やかな減少傾向にあり、少子高齢化の進行が今後の課題となっています。

    一方で、西武池袋線による都心へのアクセスの良さや、自然に囲まれた住環境を求める移住ニーズも一定数あります。人口統計から見ると、飯能市は「自然と都市機能のバランスが取れた住みやすい街」といえるでしょう。

    人口動向や将来性を踏まえながら、自分に合った住まいやライフスタイルを検討する際の参考にしてみてください。

    SAITAMAZINE 編集長
    宮田 和也

    X(旧: Twitter): @webkirin
    1993年越谷生まれ。埼玉県越谷市を拠点に活動するWebマーケター。
    普段は越谷市のデジタルマーケティングカンパニーCOUNTER株式会社を経営。「ローカルから最先端」というテーマを持ち活動中。データ分析と越谷への愛情は半端ないマーケティングオタク。

    Sponsored Links

    関連する記事

    最新記事

    とは??

    「SAITAMAZINE」は、埼玉県の魅力を
    発見・発信するローカルメディアです。
    埼玉県で過ごす人々の物語を通して、
    埼玉の新たな一面をお届けします。