さいたま市 06/16(火)
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    熊谷市の人口は?人口推移・年齢別割合・人口密度を解説

    埼玉県北部の中心都市として知られる熊谷市は、交通利便性と豊かな自然環境を兼ね備えた街です。上越新幹線やJR高崎線が利用できる熊谷駅を中心に発展しており、県北地域の行政・商業・経済の拠点として重要な役割を担っています。

    「熊谷市の人口は何人?」「人口は増えているの?減っているの?」「住みやすい街なの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

    人口はその街の将来性や住みやすさを知るうえで重要な指標の一つです。人口規模や人口推移、年齢構成を確認することで、その地域が抱える課題や今後の発展性が見えてきます。

    この記事では、熊谷市の最新人口、人口推移、年齢別人口割合、人口密度、地域ごとの人口分布などをわかりやすく解説します。

    熊谷市の人口は何人?【最新人口統計】

    熊谷市は埼玉県北部を代表する都市の一つであり、県北地域の中心都市として発展してきました。交通利便性や商業機能が充実していることから、多くの人が暮らしています。

    ここでは最新の人口統計をもとに、熊谷市の人口規模や特徴について解説します。

    熊谷市の総人口

    熊谷市の総人口は約19万人です。埼玉県北部では最大級の人口規模を誇り、県内でも人口の多い自治体の一つとなっています。

    市内には熊谷駅や籠原駅を中心とした市街地が形成されており、行政・商業・教育・医療などの都市機能が集積しています。また、周辺自治体からの通勤・通学先としての役割も担っています。

    最新人口

    熊谷市の最新人口は約19万人となっています。近年は少子高齢化の影響を受けて緩やかな人口減少傾向が見られるものの、埼玉県北部では依然として高い人口規模を維持しています。

    世帯数

    熊谷市の世帯数は約8万8千世帯です。単身世帯の増加や核家族化の進行により、人口減少が進む中でも世帯数は比較的安定した推移を見せています。

    男女比

    熊谷市の人口構成は女性がやや多くなっています。

    • 男性:約49.8%
    • 女性:約50.2%

    全国的な傾向と同様に、高齢層では女性人口が多くなる傾向が見られます。

    熊谷市は埼玉県で人口何位?

    熊谷市は埼玉県内でも人口規模の大きい自治体ですが、さいたま市や川口市、川越市などの主要都市と比較すると中位グループに位置しています。

    埼玉県内ランキング

    熊谷市の人口順位は埼玉県内でおおむね10位前後です。

    県南部の大都市と比較すると人口規模は小さいものの、県北地域では最大級の人口を有しており、地域の中心都市として重要な役割を担っています。

    近隣市との比較

    熊谷市は周辺自治体と比較しても人口規模が大きく、商業や行政機能が集中しています。

    深谷市

    深谷市の人口は約14万人です。近年は緩やかな人口減少が続いていますが、深谷ねぎや農業が盛んな地域として知られています。人口規模では熊谷市が上回っています。

    行田市

    行田市の人口は約7万人です。歴史的な街並みや忍城で知られる自治体ですが、人口規模は熊谷市の半分以下となっています。

    本庄市

    本庄市の人口は約8万人です。高崎線沿線の住宅都市として発展していますが、人口規模では熊谷市の方が大きく、商業集積度も高くなっています。

    川越市

    川越市の人口は約35万人です。埼玉県西部を代表する中核市であり、人口規模では熊谷市を大きく上回っています。観光都市としての知名度も高く、県内有数の人口都市となっています。

    熊谷市は川越市には及ばないものの、深谷市・行田市・本庄市などの周辺自治体と比較すると人口規模が大きく、埼玉県北部の中核都市としての地位を確立しています。行政機能や商業施設、交通利便性の面でも県北地域を支える重要な存在となっています。

    関連記事: 埼玉の人口はなぜ増え続けるのか?市町村ランキングと人口推移から見える「首都圏最大の住宅県」

    熊谷市の人口推移~昔から現在までの変化~

    熊谷市の人口は、戦後の高度経済成長期から平成初期にかけて増加を続けてきました。しかし近年は全国的な少子高齢化の影響を受け、人口減少局面に入っています。

    ここでは熊谷市の人口推移とその背景について解説します。

    熊谷市の人口推移グラフ

    熊谷市の人口は1970年以降、長期的に増加傾向を示してきました。1980年には約17万9千人、1990年には約20万人となり、その後も人口増加が続きました。国勢調査ベースでは2000年代前半に約20万人を超え、人口のピークを迎えています。

    1970年〜最新年

    1970年代から1990年代にかけては人口増加が続きました。近年の住民基本台帳人口は約19万人となっており、ピーク時と比較すると減少傾向が見られます。2025年時点の人口は約19万1千人です。 

    高度経済成長期

    高度経済成長期には、首都圏の人口増加や産業発展の恩恵を受けました。JR高崎線沿線の住宅地開発が進み、東京方面への通勤圏として人口流入が増加しました。また、工業団地の整備によって雇用も拡大しました。

    平成の市町村合併後の変化

    2005年には旧熊谷市・旧妻沼町・旧大里町が合併し、2007年には旧江南町も編入されました。この合併によって人口は一時的に20万人を超え、埼玉県北部最大級の都市となりました。 

    近年の人口動向

    近年は人口減少が続いています。2020年の国勢調査では約19万4千人、2025年には約19万1千人となり、減少傾向が鮮明になっています。特に若年層の減少と高齢者割合の増加が目立っています。

    なぜ熊谷市の人口は増えた?

    熊谷市が人口を増やしてきた背景には、交通利便性と地域経済の発展があります。

    熊谷駅を中心とした都市機能

    熊谷駅周辺には商業施設や行政機関、医療機関が集積しています。埼玉県北部の中心都市として周辺自治体からの利用者も多く、生活利便性の高いエリアとして発展してきました。

    JR高崎線・上越新幹線の利便性

    熊谷駅にはJR高崎線と上越新幹線、北陸新幹線が乗り入れています。東京都心や高崎方面へのアクセスが良好であり、通勤・通学の利便性が人口増加を支えてきました。

    国道17号・関越道アクセス

    国道17号や関越自動車道花園インターチェンジへのアクセスが良く、車社会との親和性が高い地域です。物流や企業立地の面でも優位性があります。

    工業・物流拠点としての発展

    熊谷市周辺には工業団地や物流施設が多く立地しています。製造業や流通業の雇用創出によって人口流入が進み、地域経済の成長を支えてきました。

    熊谷市の人口減少は始まっている?

    結論からいうと、熊谷市の人口減少はすでに始まっています。

    最新傾向

    2000年代後半までは20万人規模を維持していましたが、その後は緩やかな減少が続いています。近年も毎年人口が減少しており、人口構造の変化が進んでいます。 

    将来人口推計

    国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、熊谷市の人口は2030年に約18万2千人、2040年に約16万7千人、2050年には約15万人まで減少する見込みです。現在から約4万人減少する計算になります。 

    少子高齢化の影響

    2025年時点で熊谷市の高齢化率は約30.8%となっており、3人に1人近くが65歳以上です。今後は高齢化率が40%前後まで上昇すると予測されています。 

    若年層流出の課題

    進学や就職を機に東京都心部やさいたま市方面へ移住する若年層も少なくありません。出生数の減少と若年層流出が重なることで、将来的な生産年齢人口の減少が課題となっています。全国的な少子化の流れも熊谷市の人口減少に影響しています。 

    熊谷市は埼玉県北部の中核都市として高い都市機能を維持していますが、今後は人口減少と高齢化への対応が重要なテーマとなります。駅周辺の再開発や移住促進、子育て支援などの取り組みが将来の人口動向を左右すると考えられます。

    熊谷市の人口密度は高い?低い?

    熊谷市は埼玉県北部の中心都市ですが、市域が広いため人口密度は県南部の都市と比べるとそれほど高くありません。一方で、駅周辺には人口が集中しており、利便性の高い市街地と自然豊かな郊外エリアが共存しているのが特徴です。

    熊谷市の人口密度

    人口密度とは、1平方キロメートルあたりに何人が住んでいるかを示す指標です。人口密度が高いほど都市化が進んでいる傾向があり、低いほど住宅地や農地、自然環境が広がっていることを意味します。

    1km²あたり人口

    熊谷市の人口密度は約1,200人/km²です。

    熊谷市の面積は約159.8km²と埼玉県内でも比較的広く、人口約19万人が分散して居住しています。そのため、人口規模の割には人口密度がそれほど高くありません。

    埼玉県平均との差

    埼玉県全体の人口密度は約1,900人/km²前後となっています。

    そのため熊谷市の人口密度は県平均を下回っています。さいたま市や川口市、越谷市など県南部の都市部と比較すると、ゆとりのある居住環境が特徴です。

    全国平均との差

    全国平均の人口密度は約330人/km²程度です。

    熊谷市は全国平均と比較すると約3〜4倍の人口密度があり、地方都市としては人口が集積している部類に入ります。一方で、首都圏近郊都市としては比較的ゆとりのある街といえます。

    人口密度が高いエリア

    熊谷市内でも人口分布には差があり、交通利便性や商業施設が集まるエリアに人口が集中しています。

    熊谷駅周辺

    熊谷駅周辺は市内で最も人口密度が高いエリアの一つです。

    駅前にはマンションや商業施設、行政機関が集積しており、徒歩や自転車だけで生活できる利便性があります。新幹線停車駅でもあるため、通勤・通学需要も高くなっています。

    籠原駅周辺

    JR高崎線の籠原駅周辺も人口が多い地域です。

    駅周辺には大型住宅地が広がり、東京都心への通勤圏として発展してきました。ファミリー層の居住も多く、住宅需要が安定しています。

    石原・肥塚エリア

    石原や肥塚周辺は市街地に近く、商業施設や医療機関が充実していることから人気の住宅エリアとなっています。

    戸建て住宅が多く、生活利便性と住環境のバランスが良いことが特徴です。

    商業集積地域

    ニットーモールやティアラ21周辺、大型ロードサイド店舗が並ぶ国道17号沿線なども人口が集中しています。

    日常生活に必要な施設が揃っているため、住宅地としての需要も高いエリアです。

    人口密度から見る住みやすさ

    熊谷市の人口密度は「高すぎず低すぎない」水準にあり、都市機能と住環境のバランスが取れています。

    広い住宅地

    熊谷市は市域が広く、戸建て住宅を中心としたゆとりある街並みが形成されています。

    県南部の都市と比較すると土地価格も比較的抑えられており、広い住宅を確保しやすい環境があります。

    車移動のしやすさ

    人口密度が極端に高くないため、慢性的な交通渋滞が少なく、車での移動がしやすい点も魅力です。

    商業施設や病院、学校などへも車でアクセスしやすく、ファミリー層や高齢者にとって暮らしやすい環境となっています。

    商業施設の充実

    熊谷駅周辺を中心に商業施設が充実しているほか、郊外には大型ショッピングセンターやホームセンターも多く立地しています。

    都市部ほど混雑せず、必要な買い物やサービスを利用できることが住みやすさにつながっています。

    都市機能と自然環境のバランス

    熊谷市には商業施設や公共施設などの都市機能が集積する一方で、荒川や利根川流域の自然環境や農地も多く残されています。

    利便性の高い生活を送りながら、自然を身近に感じられる点は熊谷市ならではの魅力です。

    人口密度の観点から見ると、熊谷市は「都市の便利さ」と「郊外のゆとり」を両立できる街といえます。首都圏近郊でありながら広々とした住環境を求める人にとって、魅力的な居住地の一つとなっています。

    熊谷市の人口を年齢別に分析

    熊谷市の人口構成を見ると、生産年齢人口が最も多い一方で、高齢化も着実に進んでいます。人口減少時代を迎える中で、年齢別人口の変化は今後のまちづくりや住宅需要を考える上で重要な指標となっています。

    年齢別人口割合

    熊谷市の人口は大きく「年少人口(0〜14歳)」「生産年齢人口(15〜64歳)」「老年人口(65歳以上)」に分類されます。

    0〜14歳

    熊谷市の0〜14歳人口は全体の約11〜12%程度です。

    全国的な少子化の影響を受けて子どもの数は減少傾向にあります。出生数も年々減少しており、将来的には学校や保育施設の運営に影響を与える可能性があります。

    一方で、駅周辺や新しい住宅地では子育て世帯の流入も見られ、一定の需要を維持しています。

    15〜64歳

    生産年齢人口は全体の約57〜58%を占めています。

    市内で最も大きな人口層であり、地域経済や税収を支える中心的な世代です。熊谷市は工業や物流業、商業施設などの雇用機会が比較的多く、周辺自治体から通勤する人も少なくありません。

    ただし、若年層の進学・就職による転出が続いており、生産年齢人口は長期的に減少傾向にあります。

    65歳以上

    65歳以上の高齢者人口は全体の約30〜31%を占めています。

    現在では市民の約3人に1人が高齢者となっており、高齢化は熊谷市の大きな課題の一つです。今後も団塊世代の高齢化に伴い、高齢者人口の割合はさらに上昇すると予測されています。

    高齢化率は高い?

    熊谷市は埼玉県内では比較的高齢化が進んでいる自治体です。

    全国平均比較

    全国の高齢化率は約29%前後となっています。

    熊谷市の高齢化率は約30%を超えているため、全国平均をやや上回る水準です。高齢化そのものは全国的な傾向ですが、熊谷市でも医療・介護需要の増加が見込まれています。

    埼玉県平均との差

    埼玉県全体の高齢化率は約28%前後です。

    熊谷市は県平均よりも高齢化が進んでおり、特に県南部の人口増加地域と比較すると高齢者割合が高くなっています。さいたま市や戸田市、和光市など若年層が流入する都市と比べると、高齢化の進行が顕著です。

    郊外地域の高齢化

    熊谷駅周辺と比較すると、旧妻沼町や旧江南町、大里地区などの郊外地域では高齢化率がさらに高い傾向があります。

    若年層が進学や就職を機に都市部へ転出し、高齢者だけが残るケースも少なくありません。今後は公共交通や医療サービスの維持が重要な課題となります。

    子育て世帯は多い?

    熊谷市は高齢化が進んでいる一方で、一定数の子育て世帯も居住している地域です。特に住宅環境や交通利便性のバランスが良いことから、ファミリー層にも選ばれやすい特徴があります。

    ファミリー層について見ると、熊谷市は戸建て住宅が多く、比較的広い住居を確保しやすい点が魅力です。

    特に籠原駅周辺や熊谷駅周辺、新興住宅地では子育て世帯の流入も見られます。都心部と比べて住宅取得コストが抑えられるため、ゆとりある住環境を求める家庭にとって住みやすいエリアとなっています。

    教育環境も一定水準が整っています。市内には多くの小学校・中学校・高校があり、県立熊谷高校や県立熊谷女子高校といった進学校も立地しています。

    熊谷市の人口分布~どの地域に人が多い?~

    熊谷市は埼玉県内でも面積が広い自治体であり、地域によって人口分布に大きな違いがあります。ここでは熊谷市内の人口分布の特徴について解説します。

    人口が多い地区

    熊谷市内で人口が多い地域は、交通利便性が高く商業施設や住宅地が集積しているエリアです。

    熊谷駅周辺

    熊谷駅周辺は熊谷市最大の人口集積地です。駅前には商業施設やオフィス、行政機関、医療機関などが集まり、市内外から多くの人が利用しています。マンション開発も進んでおり、単身世帯からファミリー世帯まで幅広い層が居住しています。

    また、上越新幹線・北陸新幹線・JR高崎線が利用できることから、通勤・通学の利便性も高いエリアです。

    籠原エリア

    籠原エリアは熊谷市西部を代表する住宅地です。

    JR高崎線の籠原駅を中心に住宅開発が進み、東京都心方面へ通勤する人々のベッドタウンとして発展してきました。大型スーパーや商業施設も多く、生活利便性の高さから子育て世帯にも人気があります。

    妻沼エリア

    妻沼エリアは旧妻沼町にあたる地域で、市内でも人口規模の大きい地区の一つです。

    歴史ある街並みや国宝の妻沼聖天山を中心に地域コミュニティが形成されています。熊谷市中心部ほど人口密度は高くありませんが、住宅地が広がり一定の人口を維持しています。

    石原エリア

    石原エリアは熊谷駅に比較的近く、住宅地として人気の高い地域です。商業施設や医療機関へのアクセスが良好で、戸建て住宅も多く立地しています。生活利便性と住環境のバランスが良いことから、安定した人口を維持しています。

    人口増加エリア

    熊谷市全体では人口減少傾向にありますが、一部地域では人口増加や人口維持が見られます。

    駅近マンション供給地域

    熊谷駅周辺ではマンション建設が続いており、駅徒歩圏への人口集中が進んでいます。

    近年は単身世帯や共働き世帯の増加により、利便性の高い駅近エリアの需要が高まっています。公共交通を利用しやすいことから、若年層や高齢者にも人気があります。

    再開発エリア

    熊谷駅周辺では商業施設や公共施設の整備が進み、都市機能の集約が進んでいます。

    再開発によって住環境が改善されることで、新たな居住需要が生まれ、人口維持につながっています。

    新興住宅地

    籠原駅周辺や市街地近郊では、新しい分譲住宅地の開発が行われています。比較的手頃な住宅価格や広い敷地を確保しやすいことから、子育て世帯を中心に一定の流入が続いています。

    人口減少が進む地域

    一方で、熊谷市内には人口減少が進んでいる地域もあります。

    農村部

    市北部や東部を中心とした農業地域では、人口減少が続いています。

    農業従事者の高齢化や後継者不足に加え、若年層の都市部流出によって地域人口が減少しています。空き家や空き地の増加も課題となっています。

    郊外エリア

    駅から離れた郊外地域では、人口減少が顕著になっています。車移動が前提となる地域では、高齢化が進むにつれて生活利便性の確保が課題となり、若年層の定住率も低下する傾向があります。

    その結果、人口の自然減と社会減の両方が進みやすくなっています。

    高齢化が進む地域

    旧江南町や旧大里町、妻沼地区の一部などでは、高齢化率が高くなっています。

    若い世代の転出に対して高齢者人口の割合が増加しており、地域コミュニティの維持や公共サービスの提供が今後の課題となっています。

    医療・介護需要の増加や公共交通の確保など、高齢化社会への対応が求められています。

    熊谷市の人口分布を見ると、熊谷駅周辺や籠原エリアなど利便性の高い地域に人口が集中する一方で、郊外や農村部では人口減少と高齢化が進んでいます。今後は人口減少社会の中で、駅周辺への都市機能集約と地域コミュニティの維持をどのように両立するかが重要なテーマになるでしょう。

    熊谷市の人口統計から見る今後の将来性

    熊谷市は埼玉県北部の中心都市として高い都市機能を持っていますが、人口動態を見ると今後は人口減少や高齢化への対応が重要な課題となります。

    一方で、交通利便性や住宅取得のしやすさなどの強みもあり、将来的な発展の可能性も十分にあります。

    熊谷市は今後も人口増加する?

    結論からいうと、熊谷市の総人口は今後も減少していく可能性が高いと考えられています。少子高齢化や若年層の流出など全国的な人口減少の影響を受けており、将来的には現在よりも人口規模が小さくなる見込みです。

    国立社会保障・人口問題研究所の将来推計によると、熊谷市の人口は2025年の約19万人から、2030年には18万人台、2040年には16万人台、2050年には15万人前後まで減少すると予測されています。

    出生数の減少や高齢化の進行に加え、進学や就職を機に若年層が都市部へ流出することが主な要因とされています。

    一方で、人口が減少するからといって住宅需要が急激になくなるわけではありません。近年は単身世帯や高齢者世帯、共働き世帯の増加によって世帯数は比較的安定しており、住宅需要も一定水準を維持しています。

    特に熊谷市は、さいたま市や東京都心部と比べて住宅価格や土地価格が手頃なため、広い住宅を求めるファミリー層からの需要が期待されています。

    熊谷市の課題

    熊谷市の今後を考えるうえで、人口減少と高齢化への対応は避けて通れない課題です。高齢化率はすでに30%を超えており、今後も上昇が予想されています。

    そのため、医療・介護サービスの需要増加や、生産年齢人口の減少による労働力不足への対応が求められています。

    また、人口減少に伴い空き家の増加も課題となっています。特に郊外地域では、相続後に利用されない住宅や高齢者のみが暮らす住宅が増えており、地域の活力低下につながる可能性があります。空き家の利活用や移住促進施策の充実が重要になるでしょう。

    さらに、公共交通の維持も大きなテーマです。駅周辺は利便性が高い一方で、郊外では自動車依存が強く、高齢者の移動手段確保が課題となっています。

    熊谷市は住みやすい街なのか

    人口統計だけでなく生活環境の面から見ても、熊谷市は住みやすい条件が整った街といえます。子育て支援や商業施設、交通アクセス、医療体制などが充実しており、埼玉県北部の中でも利便性の高い都市として知られています。

    熊谷市では、こども医療費助成や子育て支援センターの運営、放課後児童クラブの整備、保育施設の拡充など、子育て世帯を支援する取り組みが進められています。また、市内には公園やスポーツ施設も多く、子どもが安心して遊びながら成長できる環境が整っています。

    買い物環境も充実しています。熊谷駅周辺にはニットーモールやティアラ21、アズ熊谷などの商業施設が集まり、ファッションや飲食、日用品の買い物を便利に楽しめます。

    さらに郊外には大型スーパーやホームセンターも点在しており、日常生活で不便を感じる場面は少ないでしょう。

    交通アクセスの良さも熊谷市の大きな魅力です。JR高崎線に加え、上越新幹線・北陸新幹線、秩父鉄道が利用でき、東京都心や群馬方面への移動がスムーズです。特に新幹線停車駅を有することは埼玉県内でも大きな強みであり、通勤や出張の利便性を高めています。

    また、熊谷市には総合病院や専門医療機関が多数立地しており、医療体制も充実しています。行政サービスについても、市役所を中心に各種手続きや福祉サービスが整備されており、高齢者向け支援制度も充実しています。

    関連記事: 熊谷市の住みやすさは?日本一暑い街の治安・新幹線通勤・子育て・移住支援を解説

    まとめ

    熊谷市は埼玉県北部を代表する中核都市であり、県北地域の行政・経済・商業の中心として発展してきました。人口は約19万人で、熊谷駅周辺には商業施設や行政機関、医療機関が集積しています。

    また、上越新幹線・北陸新幹線やJR高崎線が利用できることから、東京都心や群馬方面へのアクセスにも優れています。

    一方で、全国的な少子高齢化の影響を受け、熊谷市でも人口減少や高齢化が進行しています。特に郊外や農村部では若年層の流出が続き、地域コミュニティの維持が課題となっています。

    しかし、熊谷駅周辺や籠原エリアでは住宅需要が比較的安定しており、マンション開発や住宅地整備も進められています。

    SAITAMAZINE 編集長
    宮田 和也

    X(旧: Twitter): @webkirin
    1993年越谷生まれ。埼玉県越谷市を拠点に活動するWebマーケター。
    普段は越谷市のデジタルマーケティングカンパニーCOUNTER株式会社を経営。「ローカルから最先端」というテーマを持ち活動中。データ分析と越谷への愛情は半端ないマーケティングオタク。

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