さいたま市 06/17(水)
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    羽生市の住みやすさは?埼玉唯一の水族館・鬼平江戸処・治安と家賃の正直な評価を解説

    「羽生市って住みやすいの?さいたま水族館って本当に埼玉に唯一?治安はどうなの?」

    埼玉県北東部、都心から60km圏に位置する人口約5万人のまち・羽生市。利根川を挟んで群馬県と隣接する立地に、埼玉県唯一の水族館「さいたま水族館」

    関東を代表するSA「鬼平江戸処(羽生SA)」

    超大型ショッピングモール「イオンモール羽生」

    という個性的なスポットが揃う。

    「昔から衣料の街として発展してきた」という産業的歴史を持ち、現在は「日本一魅力あるまち」を掲げて観光農園や土地区画整理を軸にした独自のまちづくりを進めている。

    一方、正直なデメリットも把握しておく必要がある。

    「新宿や上野などの東京都内まで1時間半近くかかるため、東京通勤・通学圏内とは言い難い」

    「犯罪率は埼玉県内で上位(令和5年・3位)

    ——これらをSAITAMAZINEが正直に解説する。

    羽生市ってどんなところ?

    基本情報と「衣料の街」・「日本一魅力あるまち」

    人口約5万人。埼玉県北東部・都心から60km圏に位置し、利根川を挟み群馬県と隣接する。羽生市の中心部は商業・工業が発展しており、昔から衣料の街として知られてきた。周囲は農業地帯で田園風景が広がる。現在は「日本一魅力あるまち」を目指し、観光農園を活かした交流人口の拡大や土地区画整理事業を核としたまちづくりを進めている。

    東と南に加須市、西と南に行田市という地理的特性

    東と南に加須市、西と南に行田市、北に利根川を挟み群馬県明和町に囲まれた立地だ。高速道路の羽生SAに設けられた「鬼平江戸処」は関東を代表するサービスエリアとして知られ、高速道路利用客以外にも人気のスポットになっている。市内にはイオンモール羽生・さいたま水族館・羽生スカイスポーツ公園など、休日も羽生市内で楽しめる施設が揃っている。

    ムジナもん・地域のキャラクター文化

    羽生市の独自の文化として「ムジナもん」というご当地キャラクターが市に根付いている。「駅の中にも羽生市のキャラクターたちのイラストやオブジェがあり、地域の個性を感じさせる」という住民の声があり、移住者にも親しみやすい雰囲気を醸成している。

    交通アクセス

    東武伊勢崎線・秩父鉄道の2路線5駅

    市内には東武伊勢崎線と秩父鉄道の2路線・合計5駅が通る。

    路線・駅目的地・所要時間
    東武伊勢崎線(羽生駅・南羽生駅)北千住まで約40分
    秩父鉄道(羽生駅・西羽生駅・新郷駅)浅草まで約50分

    東北自動車道(羽生IC)と車でのアクセス

    東北自動車道(羽生IC)が近接しており、都内・栃木・群馬・東北方面への車移動が便利だ。「都内への遊びやレジャーは車の方が便利」という住民の声があり、羽生市は車社会として機能している。マイカーがあることが快適な生活の前提になる。

    正直なデメリット(東京通勤は困難)

    羽生市への移住前に最も正直に把握しておくべき課題が交通だ。「新宿や上野などの東京都内までは1時間半近くかかるため、東京通勤・通学圏内とは言い難い」のが実態で、テレワーカー・自営業・農業・地元就業を想定した移住・二拠点生活に向いている立地だ。

    治安

    公式データで見る治安(県内上位の犯罪率)

    羽生市の治安を公式データで正確に確認しておこう。

    指標データ
    刑法犯認知件数約475件(令和5年)
    人口1,000人当たり犯罪率9.4件(埼玉県平均6.8を大きく上回る・63市区町村中3位)
    令和6年の状況11.4件/千人・597件(63市区町村中1位・さらに悪化)

    出典:埼玉県警察「刑法犯認知件数(警察署別・市町村別)」埼玉県「市町村のすがた(安全・安心)」

    犯罪率は埼玉県平均を大きく上回っており、令和6年には県内1位となっている。ただし、この数値の解釈には注意が必要だ。羽生市は人口約5万人と規模が小さいため、イオンモール羽生や鬼平江戸処などに外来者が多数集まることで軽犯罪件数が押し上げられている面がある。件数そのものが多いわけではなく、人口比率の問題として理解することが重要だ。

    住民が語る「体感治安」

    実際の住民からは「スーパーがある方の駅前には交番もあるので遅くなっても安心して歩くことができました。特に悪いとは思いません」という声も聞かれる。大きな繁華街がないため夜間のリスクは自然に低下している面もあり、統計上の数値と体感治安には差がある場合もある。実際に時間帯を変えて現地を訪れ、自分の目で確認することをすすめる。

    防災と洪水リスク

    利根川に隣接する地理的特性から、洪水リスクのあるエリアが存在する。北に利根川を挟み群馬県と隣接するという立地上、大雨・台風時の増水リスクを事前に把握しておくことが重要だ。居住前・不動産購入前に市の洪水ハザードマップ(利根川・荒川系)でエリアごとの水害リスクを必ず確認することを推奨する。

    さいたま水族館・スカイスポーツ公園・鬼平江戸処

    さいたま水族館(埼玉県唯一の水族館)

    さいたま水族館は埼玉県唯一の水族館だ。淡水魚を中心に展示した内陸の水族館として埼玉県民から親しまれており、羽生市に住むからこそ日常的に利用できる希少な施設として、ファミリー層を中心に高い評価を受けている。「住んでいるからこそ気軽に行ける。「埼玉で水族館?」と驚かれるが、実際に訪れると充実した展示に満足できる」という移住者の声がある。

    羽生スカイスポーツ公園(スカイスポーツ体験)

    羽生スカイスポーツ公園はスカイスポーツを体験できる独自性のある施設で、他の市にはなかなかない休日のレジャーの選択肢を提供している。大型遊具などを備えた公園としての機能も合わせ持つ。

    鬼平江戸処(羽生SA)と道の駅「はにゅう」

    鬼平江戸処は羽生スマートICに隣接する羽生SA内施設で、江戸時代の居酒屋街を再現した関東を代表するサービスエリアとして広く知られている。高速道路利用客以外にも人気があり、「住んでいると鬼平江戸処に気軽に立ち寄れる」と地元住民も語る。道の駅「はにゅう」は地元農産物の産直販売施設として地域住民・観光客に親しまれている。

    イオンモール羽生・キヤッセ羽生・買い物環境

    イオンモール羽生(映画館・ファッション・グルメが揃う超大型モール)

    イオンモール羽生は食品や生活雑貨はもちろんファッション・グルメ・映画館が揃う超大型ショッピングモールで、羽生市民だけでなく近隣市・他県からも来店する人気スポットだ。買い物に関する満足度が比較的高い評価を得ており、大型商業施設の充実は羽生市の暮らしの大きな強みになっている。

    キヤッセ羽生と農業の産直施設

    「キヤッセ羽生」は観光農園・産直施設として地域の農産物を直接購入できる施設だ。田んぼが近くにあり業務用スーパーも利用できるなど、農業と商業が共存する環境が整っている。ホームセンターや幹線道路沿いのスーパーマーケット・飲食店も充実しており、車前提の郊外型の生活利便性が整っている。

    スーパー・飲食店の日常生活

    「居酒屋も駅前に何件かある。ひだかやなどのチェーン飲食店も点在している」という住民の声があり、ベルク羽生西店などの地域密着型スーパーが点在して日常の買い物に困らない環境だ。映画館はイオンモール内にあるため基本的な娯楽は確保できるが、カラオケなどその他の娯楽施設は少なめな点は正直に把握しておきたい。

    子育て・医療環境

    こども医療費(18歳年度末まで)

    羽生市の子ども医療費支給制度は、令和5年4月から18歳に達した日以後の最初の3月31日までに対象年齢が拡大された。羽生市に住所を有し、医療保険に加入している0歳から18歳(18歳に達した日以後の最初の3月31日)までの子どもが対象だ。

    出典:羽生市「子ども医療費支給制度」

    妊娠期から切れ目のない子育て支援

    妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援体制が整っている。母子健康手帳の交付時に面談等で妊婦・産婦の相談・子育て支援サービスの情報提供を行っており、生後4か月以内の赤ちゃんへの保健師訪問も実施している。「こどもひろば」では保育士などの専門スタッフが常駐し、子育ての悩みや不安を気軽に相談できる。

    医療環境

    日常的な医療機関は市内に点在しているが、大きな病院が必要な場合は近隣の加須市・行田市・熊谷市への移動が必要になることがある。移住前に医療機関のアクセスを確認しておくことをすすめる。

    移住支援・家賃・住まい

    創業支援(上限100万円)と空き家バンク

    羽生市の移住支援制度の中で最も注目すべきが、移住者が市内で創業する場合に創業経費の2/3以内・上限100万円を助成する創業支援制度だ。起業・創業を考えている移住者にとって手厚い支援になっている。

    制度内容
    創業支援創業経費の2/3以内・上限100万円(移住者が市内で創業する場合)
    空き家・空き地バンク空き家の紹介と利活用のマッチング制度
    住宅改修補助既存住宅のリフォームに補助金が出る制度

    家賃相場(4.93万円)と都内との比較

    家賃の目安は約4.93万円(2024年9月・1K相当の駅徒歩10分以内物件の平均)で、都内の同条件の駅と比べると大幅に安い。車社会の地域のため、駐車場付きの物件・一戸建て賃貸の選択肢も多く、同じ家賃で駐車場付きの広い物件が選べるメリットがある。

    住宅購入の視点

    都市部と比べて安価な土地価格が、特にマイホームを検討しているファミリー層に魅力的な選択肢を提供している。不動産購入時は市の洪水ハザードマップ(利根川・荒川系)で水害リスクのあるエリアを必ず確認することを推奨する。

    住んでいる人の声

    良い点

    実際に羽生市に住む・住んでいた人たちの声を集めた。

    • 「以前利用していた羽生駅は東武線であり、乗車時間は長くなるが東京方面へもスムーズにいくことができる駅と感じていた。駅の中にも羽生市のキャラクターたちのイラストやオブジェがあり楽しい」
    • 「スーパーがある方の駅前には交番もあるので遅くなっても安心して歩くことができました。特に悪いとは思いません」
    • 「イオンモール羽生が市内にある。映画館も入っていて休日は市内だけで十分楽しめる」
    • 「さいたま水族館・スカイスポーツ公園・鬼平江戸処など他の市では味わえないユニークなスポットが生活圏内にある」
    • 「家賃が安く広い部屋に住めた。創業支援(上限100万円)を利用して地元でビジネスを始めた」

    気になる点

    率直なデメリットの声もある。

    • 「東京都内まで1時間半近くかかるため東京通勤は現実的ではない。車がないと生活が難しい」
    • 「犯罪率は埼玉県内で上位(令和5年3位・令和6年1位)という公式データがある。物件選びの際は防犯環境を現地確認することをすすめる」
    • 「利根川に隣接するため洪水ハザードマップの確認が必要。エリアによって水害リスクに差がある」
    • 「娯楽施設が少なめ。都市的な利便性は高くない。テレワーカーや自営業向きの地域」

    まとめ

    羽生市の住みやすさを各軸でまとめる。

    評価軸総評
    概要人口約5万人・埼玉県北東部・都心から60km圏・利根川を挟み群馬県と隣接。衣料の街として発展してきた歴史を持つ「日本一魅力あるまち」を目指すまち
    交通東武伊勢崎線・秩父鉄道の2路線5駅。羽生駅→北千住40分・浅草50分。東北道(羽生IC)近接。「東京通勤・通学圏内とは言い難い」が正直な評価。車必須・テレワーカー向き
    治安犯罪率9.4件/千人(令和5年・県平均6.8を大きく上回る・3位/63)。令和6年は11.4件で1位。イオンモール等への外来者が件数を押し上げている面もある。洪水ハザードマップの事前確認を推奨
    スポットさいたま水族館(埼玉県唯一)・羽生スカイスポーツ公園・鬼平江戸処(関東代表のSA)・キヤッセ羽生(観光農園)・道の駅はにゅう・イオンモール羽生(映画館)
    買い物イオンモール羽生(超大型・映画館)・ベルク・業務用スーパー。大型商業施設が充実。車前提の郊外型商業施設
    子育てこども医療費18歳年度末まで(令和5年4月〜)・妊娠期から切れ目のない支援・こどもひろば(保育士常駐)
    移住支援創業支援(上限100万円)・空き家バンク・住宅改修補助。起業・創業を考えている移住者に手厚い支援
    家賃約4.93万円(2024年9月)。都内と比べて大幅に安く広い部屋が選べる。車社会なので駐車場付き物件も豊富
    総合「埼玉唯一の水族館・鬼平江戸処・イオンモール・創業支援100万円・こども医療費18歳まで」が揃う。東京通勤はできないが、テレワーカー・農業・自営業・二拠点生活者に向いた北埼玉の個性的なまち

    羽生市は「住んでいるからこそ分かる街」だ。埼玉県唯一の水族館・関東を代表するSA・超大型イオンモール——これらが「日常」として広がる生活は、羽生市に住む人だけが持てる特権だ。

    東京通勤困難・車必須・公式データで示される高い犯罪率・洪水リスクという正直なデメリットを把握したうえで、埼玉唯一の水族館・個性的な観光スポット・手厚い創業支援・圧倒的なコスパの家賃——この組み合わせに価値を感じるテレワーカーや起業家・二拠点生活者にとって、羽生市は「ちょうどいい」選択肢になる。

    ライター
    たけと

    兵庫県神戸市出身。都会の喧騒を離れ、たどり着いた新天地・蒲生(越谷市)で第二の人生を謳歌する元商社マン。 長野出身の妻、そして年子(0歳・1歳)の育児に奮闘しながら、越谷の心地よさを日々実感しています。満洲の餃子をこよなく愛する、自称・越谷の関西代表。

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